川崎競輪場の特徴を紹介！基本情報を元にバンクの癖を分析

レース観戦に集中するのもよいですが、競輪場を訪れた際に忘れていけないのは競輪場グルメです。

川崎競輪のおすすめグルメは名物の「モツ煮」。

キムチと一緒に煮込まれているため、コクもありつつ、優しい味わいが評判です。

お酒との相性も抜群なので、川崎競輪を訪れた際に是非、立ち寄ってみてください。

川崎競輪場のマスコットキャラクター

全国43箇所の競輪場には必ずと言っていいほど、マスコットキャラクターが存在します。

ということで川崎競輪のマスコットキャラクターを調査してみました。

川崎競輪のマスコットキャラクターは「九ちゃん」です。

名前の由来は競輪の9車立ての九、川崎市出身歌手「坂本九」さんの九。

九福神の九が由来となっています。

平成14年4月生まれ、現在19歳。

九ちゃんは雨が苦手らしく、雨の日以外は川崎競輪にて会うことができるとのことです。

もし川崎競輪に訪れた際は、九ちゃんを探してみてください。

以上が川崎競輪の概要でした。

川崎競輪場の基本情報について

バンクの特徴を分析するためにも、川崎競輪の基本情報を調査しました。

調査した川崎競輪の基本情報は以下の7点。

• バンクデータ
• 地元選手
• 決まり手の割合
• 平均配当
• 車番別の勝率
• 出目ランキング
• 天候

それでは詳しくご紹介します。

川崎競輪場のバンクデータ

川崎競輪のバンク周長は400m。

400mバンクは競輪で最も多く点在するバンクです。

全国に31箇所設置され、競輪においてスタンダードな周長とされています。

しかし、バンクごとの特徴はそれぞれ異なるため、全国平均と川崎競輪を比較してみましょう。

バンクデータから特徴を読み取る上で注目したいのが、みなし直線距離とカントの傾斜です。

バンクにおけるみなし直線距離はゴール前の直線距離、カントは選手の落車防止やコーナーで失速しないために設けられている傾斜を指します。

川崎競輪のみなし直線距離は58.0mと、全国平均の56mより長いです。

また、カントの傾斜は、全国平均が30度に対して32度ときつめ。

よって川崎競輪は、みなし直線距離が長く、カントがきついと言えるでしょう。

ただ、バンクデータ以外の細かい特徴でも大きくレース展開が変わってくるので、さらに他のデータを分析していきます。

川崎競輪場のホーム選手

川崎競輪をホームとする選手は、現在74名。

その中でも有名な選手をピックアップしたのでご紹介します。

S級1班「内藤秀久」選手

名前	内藤　秀久
年齢	40歳
級班	S級1班
脚質	追
競走得点	111.78

内藤秀久選手は、川崎競輪所属のS級1班の選手です。

新日本プロレスで活躍するレスラーの内藤哲也選手とは名字が同じため、シンパシーを感じているようです。

実際に、記者の前で内藤哲也選手の決めポーズを披露しています。

内藤哲也選手はプロレスにおけるG1で優勝しているので、内藤秀久選手も悲願のG1初優勝を達成してほしいところです。

そんな内藤秀久選手は、G1制覇は未達成ですが、重賞レースの出走数が通算で500を超える実力者。

直近の成績は、川崎競輪所属の選手の中でもトップレベルなので、川崎競輪のレースに出場する際は、是非注目してください。

S級1班「白戸淳太郎」選手

名前	白戸　淳太郎
年齢	49歳
級班	S級1班
脚質	追
競走得点	102.73

白戸淳太郎選手は、川崎競輪をホームバンクとするS級1班所属の選手。

お世話になった先輩の引退試合で、ひと目をはばからず涙を流したり、泣き言の多いインタビューを展開したりと、人間味のある人物です。

そんな、白戸淳太郎選手を応援するファンも多く、その後押しもあり、49歳を迎えた現在でも、衰えを感じさせない走りを見せています。

直近の成績も好調なので、出走した際は注目してみてください。

川崎競輪場における決まり手の割合

競輪場によってバンクのクセが異なるため、決まり手の割合もそれぞれ異なります。

川崎競輪の決まり手の割合を確認する前に、まずは全国の競輪場の決まり手の割合の平均値を確認しましょう。

差しでの決着が半数以上の割合を占めており、捲り、逃げの順に割合が下がっていきます。

それでは、全国平均に対する川崎競輪の割合を確認していきましょう。

川崎競輪で最も有利な決まり手は「差し」となりました。

また、捲りの割合が全国平均と比べて高くなっています。

バンクデータを確認した際、全国平均と比べてカントの傾斜がきついことがわかりました。

カントの傾斜がきついとコーナーで外側に膨らまず、加速しやすくなります。

それによって、番手選手が捲りを決めやすいため、捲りの割合が高くなったのかもしれません。

S級戦ではさらに差しが有利に

選手同士の技術が拮抗しているS級戦では、コースの特徴における細かい部分でも大きく勝率に影響します。

そのため、決まり手の割合も他の階級とは違ってくるので注意が必要です。

過去のS級戦における決まり手の割合をグラフにしたので確認しましょう。

川崎競輪のS級戦では「差し」の割合がさらに高くなっています。

一方で、「逃げ」の割合が大幅に低下。

よって、川崎競輪のS級戦では「逃げ」得意とする選手を避けて勝負しましょう。

引き続き、他のデータも分析して詳しい特徴を調査していきます。

川崎競輪場の平均配当

川崎競輪は、稼ぎやすいのか・稼ぎにくいのかを調べるために過去のレース結果から平均配当を調査してみました。

川崎競輪場の車番別の勝率

次は、川崎競輪における車番別の勝率を調査しました。

最も勝率が高いのは1番車、最も勝率が低いのは6番車という結果になりました。

競輪では1番車に競走得点が高い選手が配置され、4・6・8番車に競走得点が低い選手が配置されやすいです。

特に、6番車はどの競輪場においてもダントツに勝率が低い傾向にあります。

よって、川崎競輪の車番別勝率は全国のセオリー通りと言えるでしょう。

川崎競輪場の出目ランキング

2021年1月~2022年9月における川崎競輪の3連単出目ランキングTOP10を調査しました。

また、平均配当に注目すると、万車券が2つ出ています。

出目に含まれている車番の人気が低ければ低いほど、平均配当額が高くなりやすいです。

よって、川崎競輪では順当な決着が少ないと言えるでしょう。