競輪は何歳から車券を買うことができるのか？

どうも。競輪戦線管理人のボクです。

今回は、競輪は何歳から車券を購入することができるのかご紹介します。

その他にも未成年でも入場・競輪で勝負することは可能なのか。

違反した際の罰金や処分はあるのか…など調査する中で分かった情報も併せてご紹介します。

是非、最後までお付き合いください。

未成年は車券を買うことができない！

車券を何歳から購入できるかは「自転車競技法」という法律の第9条に記載されていました。

未成年者は、車券を購入し、又は譲り受けてはならない。

現在の日本の成人年齢は20歳なので、20歳に達していない未成年者は車券を購入することができないということになります。

ここで、法律改正などに詳しい人であれば、民法が改正されて成人年齢が20歳から18歳に変更になるということを聞いたことがあるかもしれません。

そうなれば法律改定と共に、車券を購入できるのも18歳以上に変わるのでは…そう思った方も多いのではないでしょうか？

しかし、国の方針としては競輪の車券に関して、20歳以上という年齢制限は変えないようです。

なので、今後も20歳にならない限り車券は購入はできないというのに変わりありません。

ちなみに競輪場への入場に関しては、年齢制限なく入場することができます。

また15歳未満の人は入場料も必要ないので、競輪の雰囲気を知りたいということであれば、いつでも競輪場で味わうことが可能です。

また予想するだけなら自由なので、20歳になった時のために予想の練習をする、何ていうこともできます。

その他のギャンブルは何歳から？

競輪に関しては先程紹介した通りですが、その他のギャンブルの年齢制限はどうなっているのでしょうか。

まず、競馬・オートレース・競艇に関しては、未成年者の馬券・車券・舟券の購入が禁止されています。

競馬法：第28条。

未成年者は、勝馬投票券を購入し、又は譲り受けてはならない。

小型自動車競争法：第13条。

未成年者は、勝車投票券を購入し、又は譲り受けてはならない。

モーターボート競争法：第12条。

未成年者は、舟券を購入し、又は譲り受けてはならない。

このように、いずれも法律によって禁止されているので、未成年がこれらの投票券を買った場合は違法行為となってしまいます。

ちなみに、これらのギャンブルも競輪の車券と同じように、民法が改正されて成人年齢が18歳に引き下げられたとしても、20歳以上というルールは変わらない予定です。

次に、サッカーくじとして知られるtotoやBIGはどうなっているのでしょうか。

これに関しては、少し珍しい年齢設定ですが19歳から購入することが可能となっています。

スポーツ振興投票の実施等に関する法律：第9条。

19歳に満たない者は、スポーツ振興投票券を購入し、又は譲り受けてはならない。

これに関しても、未成年者という規定ではないため、成人年齢の引き下げの影響は受けず、今後もこの年齢制限のままで行くものと思われます。

また、ギャンブルという表現をするのがいささか難しいパチンコですが、これに関してはパチンコなどを規制する風営法によって、18歳未満の人のパチンコ店への入場が禁止されています。

風営法：第22条

風俗営業を営む者は、次に掲げる行為をしてはならない。

（中略）

5項：「十八歳未満の者を営業所に客として立ち入らせること。（後略）

ちなみに、宝くじに関しては法律による年齢制限は設定されていません。

しかし、宝くじの公式サイトのデータによると18歳以上の統計しか取られていないので、18歳未満の人が購入することは難しいと考えられます。

20歳以上でも車券を買えない場合とは？

さて、競輪に話を戻すと、20歳以上であれば基本的にだれでも車券を購入することができますが、例外的に購入できない人も存在。

それは、以下のように法律によって規定されています。

自転車競技法：10条

次の各号のいずれかに該当する者は、当該各号に掲げる競輪について、車券を購入し、又は譲り受けてはならない。

一.競輪に関係する政府職員及び競輪施行者の職員にあつては、すべての競輪

二.競輪振興法人及び競技実施法人の役職員並びに競輪の選手にあつては、すべての競輪

三.前二号に掲げる者を除き、車券の発売等、競輪場内の整理及び警備その他競輪の事務に従う者にあつては、当該競輪」

簡単にまとめると、競輪という競技全体を統括できる立場にある人や、競輪選手本人はすべての競輪場の車券を購入することができない。

また、競輪場で勤務している人は自分が勤務している競輪場で開催されている競輪の車券を購入することができない。ということになります。

未成年者が車券を購入した場合

次に、未成年者が車券を購入してしまった場合どうなるかを確認しましょう。

自転車競技法では、未成年者の車券の購入を禁止しているものの、実は罰則についての規定はありません。

では罰則がなければ買ってもリスクが無いのかといえば、そういうわけではありません。

まず施設から厳重注意を受けたり警察の補導の対象になったりする場合があります。

場合によっては学校や保護者などに連絡がある可能性もあるので、未成年が車券を購入するのはご法度です。

大人に代理購入してもらうことは可能？

それでは、自分で車券を購入せずに成人の人に車券を購入してもらった場合はどうなるのでしょうか。

この場合は自分で購入しているわけではないですが、自転車競技法の第9条を改めて見てみると、後ろに「譲り受けてはならない」と規定されています。

そのため、自分の意思で車券の購入を頼んで、購入してきて貰う場合はもちろん「誰かの買ってきた車券を貰った」ということも、違法行為となってしまうので注意してください。

未成年に車券を譲渡した場合の罰金

未成年者に車券を譲渡した場合、車券を譲渡した人はどのような罰則が適用されるのでしょうか。

まず、譲り受けた未成年者は、購入した場合と同じく罰金などを払わされるということはありません。

しかし、譲り渡した側に関しては、罰則が規定されています。

自転車競技法：第59条

「第九条又は第十条の規定に違反する行為があつた場合において、その行為をした者がこれらの規定により車券の購入又は譲受けを禁止されている者であることを知りながら、その違反行為の相手方となつた者（その相手方が発売者であるときは、その発売に係る行為をした者）は、五十万円以下の罰金に処する。」

最大で50万円の罰金を払う処分が生じます。

なので、成人の人は自分の意思で車券を譲渡しない、未成年の人も成人の人に車券の購入を頼んだりすることのないように気をつけましょう。

車券を購入しないでも競輪を楽しむ3つの方法

未成年者の人など、車券を購入できない人たちは競輪は楽しめないのでしょうか。

確かに車券をもって競輪を見るということはそれだけで興奮するものではありますが、車券を買わなくても楽しむことは可能です。

ということで、車券を買わずに競輪を楽しむ方法を3つご紹介します。

競輪をスポーツ観戦として楽しもう！

まず1つ目の方法は、単純に競輪をスポーツ観戦として楽しむという方法です。

競輪は、ラインを組んで戦うという団体戦と個人戦を組み合わせた珍しい競技です。

普段からスポーツをよく観ているという人であれば、競輪に関しても単にスポーツとして観てみるのも面白いかもしれません。

また、競輪では最高時速約70kmという速さでレースが繰り広げられています。

そんな公道ではまず見ることができないスピード感を、競輪場で実際に体感できるのも競輪の魅力ではないでしょうか。

好きな選手を見つけよう！男性だけではなく女性の競輪選手も！

競輪を観てみると数多くの選手が、競輪選手としてレースに出場していることに気がつくかと思います。

実は競輪は、プロスポーツの中で最多のプロ選手がいるスポーツです。

年によって変動はありますが、2000人以上の選手が競輪選手として登録され、レースに出走しています。

そんな中で好きな選手を見つけて応援してみるというのも面白いかもしれません。

選手が多いので好きな選手を探すのも一苦労ですが、レースを観てビビッときた人を応援するも良し。

新人の中でコレはと思う人を応援するもありです。

逆に高齢で頑張っている選手を応援するも、面白いと思います。

ちなみに、最高齢勝利記録は64歳、最高齢勝利記録は何と68歳です。

KEIRIN.JPという競輪の公式サイトでは、全選手のプロフィールも掲載されているので、そこを観ながら探してみるというのも良いかもしれません。

また、2012年からガールズケイリンが始まり（1949年から1964年までも「女子競輪」といものが開催されていました）女子の競輪選手というのも多く存在しています。

実力だけではなく、容姿端麗な女子選手も…

ボクもかわいい選手がいっぱいいるガールズケイリンの大ファンです（笑）

自分が好きな選手を見つけることで、その選手だけではなくホームの競輪場についても思い入れができるので、より一層競輪を楽しむことができます。

20歳以上になったら車券を買うために準備

未成年の人にとっては車券を買うことはできなくても、競輪が好きで成人になったら車券を買いたいと思っている場合には、その準備としてレースを観ても良いかもしれません。

競輪はルールも細かく規定されている上に、ラインという独自の戦法があるため、単に強い人が勝つとは言えない側面もあります。

そこで各選手の特徴や競輪場ごとの特徴などの情報を掴んでおくことが必要です。

現在はインターネットで各地のレースを見ることができるので、逃げ・捲りとはなにかといった戦法面やブロックの強い選手、最後の最後に車券に絡む選手など、選手ごとの特徴を分析してみても面白いかもしれません。

【競輪】車券は20歳以上はOK！入場は未成年でもできる！

今回は、何歳から車券が買えるか？未成年者でも車券を購入することはできるのかをご紹介しました。

未成年者は自分で車券を購入したり、譲り受けたりすることはできませんが、競輪という競技をみて楽しむことは十分にできます。

ぜひ競輪場に足を運んだり、インターネットでレースを観たりして、競輪を楽しんでみてください。

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