競輪で八百長をした場合のリスク・処分、防止策や疑惑レースについてご紹介!

どうも。
競輪戦線管理人のボクです。
今回は、競輪における八百長についてご紹介します。
ギャンブルで必ず疑いがかかる八百長。
競輪は、国から許可が降りた上で運営されているとは言え、ギャンブルの一種です。
週末や大きなレースともなれば、かなりの大金が集まるので、八百長を疑われるのも無理はありません。
この記事を読んでいる方の中にも、競輪は八百長があるのかどうか気になっている方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は「競輪の八百長」について徹底解説します。
八百長が発覚した際の処分や、防止策、過去に八百長が疑われたレースまで徹底的にご紹介するので、是非最後までお付き合いください。
競輪における八百長とは?
そもそも”八百長”とは、いったいどんな行為なのでしょうか?
まずは、八百長という言葉の語源を調べてみました。
相撲会所に出入りしていた長兵衛という八百屋(通称八百長)が、ある相撲の年寄と碁を打つ際に、いつも1勝1敗になるように手加減していたことからという【出典:デジタル大辞泉】
「八百屋の長兵衛」これが短縮されて「八百長」となり、それが浸透して八百長が良く使われるようになりました。
言葉の意味は、八百屋の長兵衛さんが、相手に手加減しながら勝負していたことに由来しているようです。
つまり、競輪における八百長とは、事前に負けることを約束し相手に勝たせることを指します。
選手はレースにおける賞金が主な収入源。
勝つことができなければ、生活ができなくなります。
よって、八百長をするメリットはないように感じるでしょう。
しかし、八百長をした選手には、申し出た選手もしくは関係者から莫大な謝礼金が支払われる場合がほとんど。
レースで勝つよりも多くのお金を手にすることができるでしょう。
八百長を申し出て勝利した選手は栄光とレース賞金を。
関係者は勝つ選手に投票することで払い戻しを獲得することができます。
このように八百長は双方にメリットがあるので、勝負の世界では八百長をしようとする人が後を絶ちません。
競輪の八百長でよくある3パターンを解説!
競輪は5~9名でレースを行うため、特定の選手が勝つか負けるかすれば、八百長が成立する可能性があります。
ただし、レースは1対1ではありません。
特定の選手が確実に勝つように仕向けることは難しく、わざと負けることの方が現実的でしょう。
想定されるパターンとして、次の3つが考えれるのではないでしょうか。
- 選手と車券を購入した人
- 選手とレースに参加している別の選手
- レースの主催者と選手
では、それぞれのパターンについて、具体的な例を挙げてみます。
パターン1「選手と車券を購入した人で企む八百長」
まず考えられるのは、八百長を企む選手が「次に出場するレースでわざと負けるから、自分以外の選手、ラインの車券を買っておいて」と車券を購入予定の人に話をするケースです。
例えば1番人気の選手やそのラインが4着以下に沈めば、高額配当になるので、大きな利益を得ることができます。
この場合、レースの組み合わせが発表されてから、選手本人が外部の人と接触または連絡をとりあうことで八百長が成立するでしょう。
パターン2「選手とレースに参加している別の選手で企む八百長」
次に考えられるのは、八百長を企む選手が「次のレースでわざと負けてくれたら、いくらかお礼を払うよ」と、レースに参加している別の選手に話をするケースです。
競輪選手は、成績不振が続くと降格や引退をさせれるため、それを回避するため、話を持ち掛ける可能性があります。
この場合、レースの組み合わせが発表されてから、選手同士が話し合うことで八百長が成立するでしょう。
パターン3「レースの主催者と選手で企む八百長」
3つ目に考えられるのは、八百長を企むレースの主催者が「次のレースでわざと負けてくれたら、いくらかお礼を払うよ」と選手に話をするケースです。
レースの主催者が裏で別の組織や団体とつながっていれば、その組織や団体は大きな利益を得ることができます。
主催者はそこから謝礼を受け取り、協力した選手と山分けすることが可能です。
この場合、レースの組み合わせが発表されてから、主催者と選手が話し合うことで八百長が成立するでしょう。
競輪で八百長をするとどうなる?リスク・処分について
競輪で八百長が発覚した場合には、選手や加担した人たちが社会的信用を失ってしまいます。
それどころか、公正・公平が大前提である公営競技・競輪が存続できなくなりかねません。
そういった不正を防ぐため、競輪の関連法令である自転車競技法では、以下の記載があります。
競輪の選手が、その競走に関して賄賂ろを収受し、又はこれを要求し、若しくは約束したときは、3年以下の懲役に処する。よつて不正の行為をし、又は相当の行為をしなかつたときは、5年以下の懲役に処する。
引用:自転車競技法 第60条
たとえ、実際に八百長が行われなくても、約束するだけで重い刑事罰が与えられますので、選手にとっては大きなリスクが伴うのは当然です。
競輪選手の平均年収は約1200万円といわれており、トップ選手になれば1億円を超えます。
収入にかなり余裕がある選手たちが、大きなリスクを冒してまで八百長に加担することは考えにくいでしょう。
競輪の八百長防止策は?
これまでに紹介した内容からもお分かりのとおり、競輪における八百長は選手達にとってかなりリスクが大きいです。
しかし、実際のレースにおいて人気選手が途中で失速して負けてしまうこともあるため、八百長が行われているという噂が消えることはありません。
「火のない所に煙はたたぬ」ということわざがありますが、競輪では選手たちが八百長の疑いをかけられないよう、以下の3つの策を講じて、公正・公平なレースを行っています。
- レース期間中は外部と接触禁止
- 携帯電話を競輪場に持ち込み禁止
- 関係者以外と接触禁止
それぞれを詳しく紹介します。
レース期間中は外部と接触禁止
競輪選手は、レース前日の検査(前検日)から開催期間が終了するまでの間、外部との接触ができないよう競輪場内と宿舎で生活します。
選手が往来するエリアは、出入口に施錠がされており、忘れ物を取りに駐車場へ行くことも制限。
かなり規制が厳しいので、外部の人と接触し八百長を企てることは非常に難しくなっています。
携帯電話を競輪場に持ち込み禁止
競輪選手は、スマートフォンやパソコンなどの電子通信機器を競輪場に持ち込むことは一切できません。
競輪場に到着し、所定の参加受付を済ませると、電子通信機器は電源を切った状態で管理者に預け、帰宅時に返却。
選手から外部に情報が漏れてしまうと八百長の疑いをかけられてしまうため厳重に管理しています。
ただし、カメラでも通信機能がないものであれば持ち込み可能です。
そのため、最近では帰宅後ブログやYoutubeにアップする目的で動画や写真を撮る選手もいます。
関係者以外と接触禁止
レースの期間中は、競輪場のスタッフ、取材が許可された記者などの関係者以外は選手と接触することができません。
もちろん、競輪場内の観客と会話することも禁止されています。
たとえ何かの急用があっても、選手と近親者が直接連絡をとったり、家族が競輪場内に入ることも認められていません。
競輪で八百長を疑われたレース・選手をご紹介!
ここまでの内容から、競輪で八百長をすることはとてもリスクが高い行為ということが理解頂けたと思います。
八百長をした選手はもちろん、関係者にも厳しい罰則があるので、八百長はほとんどないと考えていいでしょう。
しかし、過去には八百長を疑われたレースがいくつか存在しています。
そんな八百長を疑われたレースの詳しい内容を確認しましょう。
自転車を降りたことで八百長疑惑に「1950年9月9日鳴尾競輪11R」
兵庫県の鳴尾競輪場(後の甲子園競輪場)で起こった事件です。
レース直前に発生したジェーン台風という大型台風により、施設に大きな被害が生じたため、施設改修の名目でレースが開催されました。
第11レースで本命視されていた選手が、出走後にクランクピンが緩んでしまったため、審判員にレースのやり直しを申し出たうえで、自転車から降りピン締め直しを実施。
ところが、実際にはレースはそのまま進行してしまったため、結果的に払戻金11820円(的中車券216枚)の万車券となり、八百長疑惑が出てしまいました。
小説家が告訴し八百長に発展「1951年9月16日伊東競輪12R」
小説家の坂口安吾氏が「写真判定で一着と二着の入れ替えが行われたのではないか」として、判定写真を入手し、静岡県地方検察庁へ告訴したレースです。
毎日新聞に「伊東競輪判定写真ごまかす 坂口安吾氏が告訴 “この目で見た不正” 一、二着背番号入替え」という見出しで報じられ、大きな話題となりました。
通産省で告訴内容を調査した結果、坂口氏の思い違いと断定され不起訴となっています。
暴動鎮静が招いた八百長事件「1959年6月23日松戸競輪場5R」
松戸競輪場第5レースの着順判定を巡って観客が暴徒化し、施設を破壊しました。
観客怖すぎ(笑)
また、暴徒化した一部の客に主催者側が「車代」と称して1人あたり1000円を渡していたことも発覚し、八百長疑惑の物議をかもした事件です。
このようなケースが頻発しては、競輪の存続が危ぶまれれてしまいます。
たとえ、判定に不満が合ったとしても、ルールとモラルを守って競輪を楽しみましょう。
不自然な払い戻し金額で八百長が疑われた「1960年9月13日西武園競輪」
西武園競輪場でのレースで、一番人気だった白鳥伸雄選手がスタート直後にパンク。
1番人気の選手が飛んだにも関わらず払い戻し金が安かったため、八百長が疑われました。
この事件から白鳥選手は「ファンは勝つべきものが勝たないレースには納得してくれない」という気持ちから猛練習に取り組むようになったみたいです。
何度もスタートをやり直したことで八百長疑惑がかかる「1968年4月11日川崎競輪」
川崎競輪場での重賞レース「桜花賞」決勝での事件となります。
当時のレースには先頭誘導員がおらず、出場選手の誰かが先頭を走る役割(通称トップ引き)を担っていました。
しかし、このレースでは率先してトップ引きを担う選手が現れず、何度もスタートをやり直しする事態に。
結果的に、上位人気の笹田伸二選手が業を煮やして「トップ引き」を行いました。
結果的に笹田選手は入着することができませんでした。
レース直後、お客さんが暴徒化して、焼打ちするなどの騒ぎに発展。
この事件以降、トップ引きは6番車の選手が担うというルールに変更されました。
係員のカウントミスが招いた八百長事件「2000年2月11日立川競輪場」
立川競輪場で開催された「アシアナカップ」決勝での事件となります。
係員が残り周回数を間違え、1周前に打鐘を鳴らしてしまいました。
競技規則では「打鐘を誤って鳴らした場合は競走不成立」となっていますが、主催者側がそのままレースを続行。
そのため、一部のファンが競輪場内に立て篭もる騒ぎにまで発展しました。
スマホ所持により八百長疑惑がかかる「2018年3月11日 久留米競輪」
久留米競輪のガールズケイリンで起きた事件となります。
本命の大久保花梨選手が急に失速して3着になり、八百長疑惑が浮上しました。
さらにその後、大久保選手がスマホを所持していたことが発覚し、更に大きな問題に発展。
その後の調べで、このスマホは回線契約を解除した端末で、音楽プレイヤーとして持ち込んだものだとわかり、大久保選手は処分を免れました。
競輪で八百長レベルで稼げる"裏技"を限定公開!
今回は、競輪の八百長に関することをご紹介しました。
競輪では、八百長を防止するために様々な策が講じられています。
大金を獲得するために八百長を企てる人もいるかもしれませんが、防止策やリスクを考えると実際に行われる可能性は極めて低いでしょう。
みなさんも引き続きルールを守り公正に競輪を楽しみましょう。
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