韓国競輪についてご紹介!日本人とのレベルの差はある?
目次
韓国競輪について徹底調査!日本の競輪選手とのレベル差はあるのか?
どうも。
競輪戦線のボクです。
今回は、韓国競輪について調べたのでご紹介したいと思います。
海の向こうの国「韓国」でも競輪が開催されていることをご存知でしょうか?
日本と比べて韓国競輪の歴史は浅いですが、日本と同じ位に盛り上がっており、熱狂的になりやすい国民性も相まって、競輪熱は非常に熱いものがあります。
日本競輪界とも交流を重ねており、現在に至るまで何度となく日韓対抗戦を展開。
韓国人選手のレベルは日本人選手のそれと比較しても遜色ないほどに成長しているといえます。
なぜ、そこまでレベルの差がないのか。
韓国競輪の歴史から触れていきましょう。
韓国競輪の歴史についてさかのぼります
韓国競輪は歴史が浅く、1988年のソウルオリンピックと、その2年前にソウルで開催された、アジア競技大会にさかのぼります。
両大会の開催が正式に決定した後、ソウルオリンピック委員会は、ソウル市の蚕室(チャムシル)にある広大な土地にオリンピック公園を建設。
そこに自転車競技をはじめとした6つの施設を設置しました。
オリンピック終了後、アマチュア選手達に利用されましたが、自転車競技場についても1991年には競輪場に転化させることが決定。
そのための根拠法律として「競輪・競艇法」が取りまとめられて、同年末に韓国国会で成立し、本格的に競輪事業に取り組むこととなりました。
自転車競技場の走路は当時木製であったために走路改修を進めたり、車券発売用機器や競走監視用カメラ等を設置したりと、施設を保存しつつ競輪用に手直しを加える作業が行われたほか、開催業務に携わる人間や選手・審判員の育成も急がれ、日本競輪学校で研修も行われました。
こうして急ピッチながら韓国における競輪の基礎が築かれ、法律制定から4年後の1995年10月15日に蚕室競輪場が開場し、韓国競輪がスタートしました。
しかし、韓国は儒教国家ということでギャンブルに対する批判が強く、初日は単勝・複勝式の車券しか発売できませんでした。
更には購入上限額が決められるなど制約され、売上額は日本円で130万円程度。
その後は連勝式の車券が発売されたことや、デパート・ショッピングビル・結婚式場といった集客力のある場所に場外車券発売所を設置したことで急速に人気が高まり、「競輪中毒」という言葉が生まれるほどの人気競技になりました。
人気競技となり国にも認知され2000年には慶尚南道の昌原(チャンウォン)、2003年には釜山(プサン)と、蚕室以外にも競輪場が開設されました。
開催日は原則として金・土・日曜の3日間。
新旧正月とお盆の時期は休止、加えて釜山は屋外のため冬季は休止。
色々と厳しい環境にはありますが、韓国競輪は年々発展していっています。
韓国の競輪場をご紹介!
現在、韓国には先述の3競輪場が開設されていますが、ここでは各競輪場の概要について開設された順番でご紹介します。
<昌原(チャンウォン)競輪場>
蚕室に続く国内二番目の競輪場として、2000年12月に開設されました。
前橋競輪場(グリーンドーム前橋)を参考に建造された、韓国初のドーム型競輪場です。
ソウル周辺は冬の天候が厳しいために蚕室では冬季開催が難しいことから、全天候型のドーム型であるこの競輪場は、冬季でも開催できる便利な場所として期待されました。
そこで冬季は蚕室競輪場や各場外車券売場においても昌原競輪の車券を場外発売することになり、さらに売り上げを増やすに至りました。
1周333m、みなし直線36.0m、センターにおける傾斜度は34度。
前橋競輪場を模して建造されただけあって先行選手に有利であり、いわゆる「山おろし」で早めに仕掛けて主導権を奪い、勝利に結び付ける戦法が有効なようです。
<釜山金井(プサン クムジョン)競輪場>
2002年に開催されたアジア競技大会の自転車競技会場を転用された競輪場であり、2003年11月に開設されました。
こちらは埼玉県にある西武園競輪場を参考に造られた屋外式の競輪場であり、そのため全天候型の競技場であるドーム競輪とは違って、気候の厳しい冬は開催がなく、休止されているようです。
1周333m、みなし直線47.0m、センターにおける傾斜度は34度。
先述の昌原競輪場と違ってみなし直線が長いため、直線での追込みも効くことから、クセのないバンクと言われています。
<光明(クァンミョン)競輪場>
韓国で最初に開設された蚕室競輪場を移転させる形で、2006年2月に開設されたドーム型の競輪場です。
福岡県の小倉競輪場(北九州メディアドーム)を参考に建造されており、こちらもドーム型の競輪場で、スピードム(Speedom)の愛称で知られています。
1周333m、みなし直線42.0m、センターにおける傾斜度は34度。
このあたりは他の競輪場とほぼ一緒ですが、みなし直線が幾分短いだけに、先行選手に有利なようです。
ドーム型競輪場の特性を生かして、競輪開催だけでなくイベントやコンサートなども行われており、場外にもイベントホールや自然植物園といった施設が併設されています。
なお韓国競輪では、日本のG1レースに該当する「大賞競輪」が6レースあり、
- スポーツソウル杯
- スポーツ朝鮮杯
- 国民体育振興公団理事長杯
- スポーツ東亜杯
- 日刊スポーツ韓国杯
- 文化体育観光長官杯グランプリ(韓国グランプリ)
いずれもここ光明競輪場にて開催されています。
韓国競輪の年間売上は2,500億円!?
開始初日の売上こそ少なかったものの、その後販売ルートを拡充させた韓国競輪は、驚くほどの売上をあげているようです。
※韓国・国務総理室の射幸産業統合監督委員会(射監委)資料から抜粋
現在の韓国貨幣10ウォンを日本貨幣1円で換算すると、2018年の売上高は2,051億円であり、年々金額は落ちているものの、依然として高い水準で推移しています。
韓国競輪は開催場所が国内3か所で、かつ開催日が原則週末の3日間に限定されていることを考えると、国内43か所かつ通年開催の日本競輪が約7,500億円(2020年度)と比べて相当大きな規模であることが分かりますね。
韓国競輪の人気は、日本に負けず劣らず高いということでしょう。
韓国競輪と日本競輪の違い
韓国競輪と日本競輪の違いについてまとめてみました。
- 開催日
- 選手のクラス
- レース形式
- ユニフォーム
- 車券の賭式
【開催日の違い】
日本競輪は台風や疫病による選手の出場停止多数がなければ、基本は365日開催します、
韓国競輪は原則金・土・日曜日のみの開催かつ新旧正月とお盆の時期は休止。
日本と比較して韓国競輪は、開催回数がかなり少ないのが現状です。
【選手のクラス】
日本の場合はSS・S・Aの3級に対して、韓国競輪はA級まで日本と同じですが、その下にB級があり、日本よりも多くクラスが設定されています。
【レースの形式】
日本は7車立て、または9車立てのレースで各選手のラインによって競争します。
ガールズ競輪に関してはラインを組むのは禁止。
韓国競輪は7車立てでライン組みはルールによって禁止されているため、個人で戦うスタイルになっています。
日本のガールズケイリンと同じであり、国際レースで行われている「ケイリン」と同じ形と言えますね。
【ユニフォーム】
韓国競輪のユニフォームは、1(白)2(黒)3(赤)4(青)5(黄)6(緑)と日本も韓国も一緒。
7番車は日本が橙で韓国が桃と異なっており、レーサーパンツのデザインは日本も韓国も一緒ですが、ラインに入る星の数が日本7個・韓国5個と異なっています。
【車拳の賭式】
日本は、3連単、3連複、2車単、2車複、2枠単、2枠複、ワイドの7種類。
韓国競輪は単勝、複勝、2車単、2車複、3連複の5種類となっており、日本のように三連単が入ってない点を考えると、一発大穴狙いといった車券の買い方はできなさそうです。
有名な韓国競輪の選手をご紹介します
韓国競輪の選手数はおよそ500~600人程度、日本よりも少ない人数で構成されています。
そのうち大レースの勝者および賞金ランキングの常連である上位3名の選手をご紹介していきます。
韓国競輪選手のNO.1「チョン・ジョンジン」(ソウル)
名実ともに韓国競輪界のトップスターであり、ここ数年は賞金獲得ランキング1位が何度も続いているなど、その実力・レベルは他者の追随を許していません。
毎年年末に開催される「文化体育観光長官杯グランプリ」を、2016年から4年連続で優勝。
2019年もグランプリを含めて大レースを3つ(他にはスポーツソウル杯、日刊スポーツ杯)優勝しているなど、その勢いは衰えを知りません。
脚質は追込を主体としていますが、時には大胆に先行して勝ちにいくなど、柔軟な走法ができる選手でもあります。
工夫を重ねた戦い方が実力NO.1に押し上げたのかもしれません。
韓国競輪選手のNO.2「ファン・インヒョク」(大田)
近年、急速にレベルを伸ばしてきた有望株であり、賞金獲得ランキングでも、2017年に5位だったのが、2018年は3位、そして2019年は2位と、一気に上位に食い込んでくる勢いを見せています。
2019年は大レースを2つ(スポーツ朝鮮杯、2019国民体育振興公団理事長杯)を制し、勢いは実力最上位にいるチョン・ジョンジン選手に近い。
韓国グランプリでは同選手の後塵を拝したものの、形勢を逆転させる日が訪れるのは、そこまで遠くない話かもしれません。
戦法は追込主体ですが、勝負所でまくりを打つこともでき、自在に戦うことのできる戦法が魅力的です。
韓国競輪選手のNO.3「シン・ウンソプ」
ここ数年、安定したレベルを誇っている選手であり、賞金獲得ランキングでも常に上位をキープしている選手でもあります(2017年・2018年ともに2位、2019年2位)。
2019年は大レースを1つ(スポーツ東亜杯)の優勝を飾り、他の大レースでは常に上位入着を達成。
車券の軸にしやすい選手とも言われています。
戦法は追込型であり、一気に追い上げる脚力には定評がありますが、日本と比べて小回りかつ直線距離の短い韓国競輪では、三複勝式で買える選手だということができるかもしれません。
韓国競輪の選手と日本競輪の選手はどっちが強い?
過去何度か日本の選手との対決(日韓対抗戦)の結果を参考に考察していきます。
車券を発売する形式では2012年から開催されており、過去5回の対決では日本2勝に対して韓国3勝とほぼ互角。
特に2013年から16年までの3回(14年は開催なし)連続で韓国が勝利しており、韓国がやや優勢かと思われました。
しかし、2017年開催(韓国の光明競輪場)では決勝戦で日本人選手が1着から3着までを独占しておりアウェイ開催ということを考えると、日本勢も巻き返しているということができ、実力差はほぼ互角であると考えられます。
個人的には日本の方が開催期間が多いので、圧勝して欲しいところですが練習量や選手のモチベーションで変わってくるのでしょう。
韓国競輪のまとめ
韓国でも競輪の人気は年々増え、市場規模もかなり大きくなってきています。
選手のレベルも日本の競輪選手とほぼ互角なので、どちらが強いというのははっきりできませんでした。
日本の競輪よりも歴史が浅いですが、日本の競輪と違う点も多々ありますし、韓国競輪ならではの面白さや見応えさがあると思います。
コロナ禍で気軽に見にいくことはできないのが残念ですが、落ち着いたら一度足を運んで直接見てみたいです。
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