さて、レース観戦に集中するのもよいですが、競輪場を訪れた際に忘れていけないのは競輪場グルメです。

奈良競輪のおすすめグルメは「ホルモンうどん」。
甘辛いタレでの味付けがクセになります。
奈良競輪を訪れた際に是非、堪能してみてください。
奈良競輪場のマスコットキャラクター
全国44箇所の競輪場には必ずと言っていいほど、マスコットキャラクターが存在します。
ということで奈良競輪のマスコットキャラクターを調査してみました。
奈良競輪のマスコットキャラクターは「飛天」ちゃん。
公式HPに詳しいプロフィールが公開されていたので、ご紹介します。

飛天ちゃんは、古の街奈良をイメージしたキャラクターとのことです。
こんな可愛らしい見た目の割に、今年20歳。
普通に成人していました(笑)

飛天ちゃんはTwitterアカウントも所持していて、奈良競輪で開催予定のレースや結果をツイートしているので気になる方はチェックしてみてください。
以上が奈良競輪の概要でした。
奈良競輪場の基本情報について
バンクの特徴を分析するためにも、奈良競輪の基本情報を調査しました。
調査した奈良競輪の基本情報は以下の7点。
- バンクデータ
- 地元選手
- 決まり手の割合
- 平均配当
- 車番別の勝率
- 出目ランキング
- 天候
それでは詳しくご紹介します。
奈良競輪場のバンクデータ

奈良競輪のバンク周長は333m。
333mバンクは「33バンク」とも言われ、全国に7箇所しか設置されていません。
この33バンクは、競輪の中で最も周長が短いバンクで、他の周長のバンクとは特徴が大きく異なります。
以上の点を踏まえて、競輪で最もスタンダードと言われている400mバンクと比較してみましょう。
バンクデータから特徴を読み取る上で注目したいのが、みなし直線距離とカントの傾斜です。
バンクにおけるみなし直線距離はゴール前の直線距離、カントは選手の落車防止やコーナーで失速しないために設けられている傾斜を指します。
奈良競輪のみなし直線距離は38.0mと、全国平均の56mより18mも短いです。
また、カントの傾斜は、全国平均が30度に対して33度ときつめ。
よって奈良競輪は、みなし直線距離が短く、カントがきついと言えるでしょう。
ただ、バンクデータ以外の細かい特徴でも大きくレース展開が変わってくるので、さらに他のデータを分析していきます。
奈良競輪場のホーム選手
奈良競輪をホームとする選手は、現在36名。
その中でも有名な選手をピックアップしたのでご紹介します。
S級1班「中井 太祐」選手

名前 |
中井 太祐 |
年齢 |
32歳 |
級班 |
S級2班 |
脚質 |
両 |
競走得点 |
108.38 |
中井太祐選手は、奈良競輪をホームとするS級1班の選手。
高校時代は智辯学園野球部に所属し、投手として甲子園に出場するなどの輝かしい経歴の持ち主です。
2016年に母校の智弁学園が春の甲子園で優勝した同じ日に、中井太祐選手もS級戦初優勝を飾る奇跡のような出来事が起きています。
中井太祐選手は「本当にビックリ。母校が優勝して、その数時間後に自分が(S級)初優勝なんて、ドラマチックすぎる」と驚きを隠せない様子でした。
そんな中井太祐選手は、今年でデビューから12年目を迎えるベテランの選手なので、奈良競輪の特徴を熟知しています。
出走した際は、積極的に買い目に含みましょう。
S級1班「三谷 竜生」選手

名前 |
三谷 竜生 |
年齢 |
35歳 |
級班 |
S級1班 |
脚質 |
両 |
競走得点 |
112.38 |
三谷竜生選手は、奈良競輪をホームとするS級1班の選手。
2019年に女性タレントの岡井千聖さんとの不倫が週刊誌に掲載され、世間を騒がしました。
不祥事で話題になってしまった三谷竜生選手ですが、競輪選手としての実力は非常に高いです。
G1では通算で3度の優勝を記録し、競輪最高峰の大会であるKEIRINグランプリ2018では優勝を果たすなどトップレベルでの活躍を続けています。
奈良競輪のエース格の選手なので、出走した際に注目してみてください。
奈良競輪場における決まり手の割合
競輪場によってバンクのクセが異なるため、決まり手の割合もそれぞれ異なります。
奈良競輪の決まり手の割合を確認する前に、まずは全国の競輪場の決まり手の割合の平均値を確認しましょう。

差しでの決着が半数以上の割合を占めており、捲り、逃げの順に割合が下がっていきます。
それでは、全国平均に対する奈良競輪の割合を確認していきましょう。

奈良競輪で最も有利な決まり手は「逃げ」となりました。
また、差しの割合が全国平均と比べて低くなっています。
バンクデータを確認した際、全国平均と比べて見なし直線距離が短いことがわかりました。
みなし直線距離が短いことで先行選手が失速することなくそのまま逃げ切りやすくなるため、逃げの割合が高くなったのかもしれません。
S級戦では逃げが不利に
選手同士の技術が拮抗しているS級戦では、コースの特徴における細かい部分でも大きく勝率に影響します。
そのため、決まり手の割合も他の階級とは違ってくるので注意が必要です。
過去のS級戦における決まり手の割合をグラフにしたので確認しましょう。

奈良競輪のS級戦では、一転して逃げの割合が大幅に低下。
捲りが最も有利な決まり手となっています。
よって、奈良競輪のS級戦では捲りを得意とする選手を積極的に狙いましょう。
一方で、逃げの割合が大幅に低下しているので、買い目を作成する際は注意してください。
引き続き、他のデータも分析して詳しい特徴を調査していきます。
奈良競輪場の平均配当
奈良競輪は、稼ぎやすいのか・稼ぎにくいのかを調べるために過去のレース結果から平均配当を調査してみました。
奈良競輪場の車番別の勝率
次は、奈良競輪における車番別の勝率を調査しました。
最も勝率が高いのは1番車、最も勝率が低いのは6番車という結果になりました。
競輪では1番車に競走得点が高い選手が配置され、4・6・8番車に競走得点が低い選手が配置されやすいです。
特に、6番車はどの競輪場においてもダントツに勝率が低い傾向にあります。
そのことを踏まえると、奈良競輪は全国のセオリー通りと言えるでしょう。
ただ、注目してほしいのは2番車の3連対率。
1番車以外の3連対率が20%~40%なのに対して、2番車の3連対率は51%と1番車に迫る勢いで高いです。
勝率に関してはセオリー通りですが、3連対率に関してはそうはいかない可能性があるので注意してください。
奈良競輪場の出目ランキング
2021年1月~2022年8月における奈良競輪の3連単出目ランキングTOP10を調査しました。
また平均配当に注目すると、万車券が1つも出ていません。
ほとんどの出目で、勝率が最も高い1番車が1着となっているので、このような結果になったことが考えられます。
よって、奈良競輪では順当な決着が多いと言えるでしょう。
奈良競輪は他のバンクと比べて逃げが決まりやすい

競輪のレースは、みなし直線距離の長さによって有利な決まり手が変わります。
見なし直線距離が長ければ、後方の選手がトップスピードに乗るための距離を確保しやすく、追い込みタイプの選手が有利になりやすいです。
一方で見なし直線距離が短いと、先行選手が失速することなく逃げ切りやすくなります。
スタンダードな周長とされている400mバンクの見なし直線の平均距離は56.6m。
それに対して、奈良競輪は333mバンクが採用されており、みなし直線距離が38.0mでした。
奈良競輪は、みなし直線距離が全国平均より短いため、より一層、逃げが有利であると言えるでしょう。
実際に、決まり手のデータを確認すると、奈良競輪では「逃げ」の割合が最も高くなっています。
よって、奈良競輪はみなし直線距離が短いという特徴をしっかり押さえて勝負しましょう。
奈良競輪場はカントがきついので捲りが決まりやすい

カントはみなし直線距離同様、レース展開に大きく影響する要素となります。
カントの傾斜がきつい場合は、大外から先頭を目掛ける際に、下り坂のようになるためスピードが出やすいです。
これにより「捲り」や「差し」を得意としている選手が有利になります。
一方でカントの傾斜が緩い場合、追い抜こうとする選手は傾斜がないことによって外側に膨らみやすいです。
従って、先行の逃げ切りを狙う選手が有利となります。
全国の競輪場のカントの平均角度は30度。
それに対して、奈良競輪のカントは33°25′47″ときつくなっています。
カントがきついと、傾斜を利用してコーナーで加速できるので、番手選手の捲りが決まりやすいです。
決まり手の割合を見ても、奈良競輪の捲りの割合は全国平均より高く、S級戦では45%にも及びます。
よって、奈良競輪は番手選手が捲りを決めやすいバンクと言えるでしょう。
奈良競輪場は当日の風向きによって有利不利が変動しやすい

勝負する際は、当日の天候も加味した上で予想を立てることが大切です。
奈良競輪は、周囲の山々から吹くの影響を受けます。
1年間の中で、風の強い時期は11月〜5月までの6ヶ月間。
その中でも2月は最も風が強く、平均風速は時速14kmです。
なので、2月はいつも以上に風の影響を考慮する必要があるでしょう。
奈良競輪は建物の隙間から風が吹き込み、バンク内を旋回します。
基本的に風向きは日によって変わるため、レース当日の風向きを確認して有利不利を見極めることが重要です。
バック側で向かい風の場合は番手選手に有利になり、バック側で追い風の場合は先行選手または先行ラインの番手選手が若干有利となります。
奈良競輪は、見なし直線距離が短いので先行選手に有利なバンクと言えますが、当日の風速や風向きによって有利不利が変わるので注意してください。
奈良競輪場のレースは堅めに決着しやすい

競輪のレースでは、1番車に競走得点が高い選手が配置され、4・6・8番車が競走得点の低い選手が配置されやすいといった、車番ごとの傾向があります。
奈良競輪では、1番車の勝率が最も高く、6番車の勝率が最も低いという全国のセオリー通りの結果でした。
加えて、3連単の出目ランキングトップ10を確認すると、1番車が1着となっている出目が7つ。
当たれば配当がでかい3連単において万車券が1つもありませんでした。
よって、万車券が1つもないことや、最も勝率の高い1番車がほとんどの出目で1着となっていることから、順当な着順になりやすいと捉えることができるでしょう。
様々な理由が考えられますが、そのうちの1つとして奈良競輪が立地する奈良県奈良市の年間降水量が、全国的に少ないことが挙げられます。
雨が降ることによって、地面が滑りやすく、落車などのアクシデントが起こりレースが荒れやすいです。
そのため、降水量が少ない地域に立地している奈良競輪では雨によってレースが荒れる可能性が低いと言えます。
よって、奈良競輪のレースは堅めに決着しやすいということを念頭において勝負しましょう。
奈良競輪場で更に勝率を上げるための”裏技”をご紹介!!
今回は、奈良競輪の特徴をご紹介しました。
紹介した特徴をしっかり押さえて勝負すれば、高い確率で予想を当てることができるでしょう。
更に的中率を上げたい方や楽に稼ぎたい方は「競輪予想サイト」を利用するのがおすすめです。
競輪予想サイトは、情報収集から買い目設定までその道のプロがしているので、精度が高く公開された予想にそのまま乗るだけで稼ぐことができます。
競輪戦線では、これまで数々の競輪予想サイトを検証してきました。
その中でも競輪カミヒトエは、輝かしい実績を残したサイトなので最後にご紹介します。
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この競輪場に関する口コミ