どうも。

競輪戦線管理人のボクです。

この記事では「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント【2023】」についてご紹介します。

寬仁親王が1990年に開催された「世界選手権自転車競技大会」の名誉総裁だったことに由来している寛仁親王牌・世界選手権記念【G1】。

本大会は、1992年に前橋競輪場で初めて開催され、今年で32回目を迎える権威と歴史のあるレースです。

また、年に6回しか開催されない希少なG1レースであり、競輪界のトップレーサー達が集結するため、予想難易度は一般戦とは比べ物になりません。

ということで今回は、開催地である弥彦競輪場の特徴や過去の傾向から考えた寛仁親王牌・世界選手権記念【2023】の予想のコツをご紹介！

開催場のデータや出場選手・注目選手など予想する上で必要な情報を徹底的にご紹介するので、ぜひ最後までお付き合いください。

寛仁親王牌・世界選手権記念【2023】の開催情報

次は、寛仁親王牌・世界選手権記念【2023】の開催情報について解説します。

• 開催地
• 開催日程
• ルール・仕組み
• 優勝賞金
• 入場制限

上記の5点を押さえておけば、当日に困惑することもないでしょう。

それではひとつひとつ詳しくご紹介します。

寛仁親王牌・世界選手権記念2023は弥彦競輪場で開催

寛仁親王牌・世界選手権記念2023は、新潟県弥彦村にある「弥彦競輪場」で開催されます。

所在地	新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2621
無料バス	弥彦線「弥彦駅」から約5分
タクシー	三条燕IC(巻潟東IC)より約30分
徒歩	弥彦線「弥彦駅」より約15分
入場料	無料
有料席	特別観覧席・ロイヤル席有り

弥彦競輪のアクセス方法は、電車、タクシー、バスのいずれかとなります。

最寄り駅から徒歩で15分ほどの距離なので、アクセス抜群です。

また、駅からは無料路線バスも運行しています。

ただ、本数が少ないので、事前に時刻表を確認してから向かいましょう。

寛仁親王牌・世界選手権記念2023の開催日程は2023年10月19日〜22日

毎年10月中旬に開催される寛仁親王牌・世界選手権記念。

今年は、10月19日〜22日の4日間で開催が決定しています。

出場者数108名、寛仁親王牌・世界選手権記念【2023】の勝ち上がり方式はトーナメント方式を採用。

具体的に、各レースの勝ち上がり条件を日別にまとめました。

どのレースも一発勝負なので、勝ち上がるには安定して良い着順をとる必要があります。

そのため、ラインで結束して1つでも上のステージへ進出しようとする選手が多いでしょう。

ただ、中には「このタイミングで仕掛けるか」と奇策を行う選手もいるので、選手個人の背景にも注目してみてください。

寛仁親王牌・世界選手権記念2023の優勝賞金は3,800万円

寛仁親王牌・世界選手権記念2023の賞金は以下の通りです。

着順	賞金額
1位	3,800万円
2位	1,969万円
3位	1,207万3千円
4位	913万9千円
5位	743万円
6位	619万2千円
7位	516万円
8位	473万4千円
9位	446万6千円

1着の優勝賞金は3,800万円。

昨年の優勝賞金は約3,500万円だったので、300万円以上も高くなっています。

それだけに、選手の意気込みも並大抵のものではないでしょう。

特に、年末のグランプリ出場を狙う選手にとって決して無視できない賞金額です。

選手の意気込みもレース展開に影響を及ぼす一つの要素なので、展開だけではなく思惑についても予想しましょう。

全日程、各レース毎の賞金はこちらにまとめてあります。

入場制限は実施されない

コロナウィルスが流行してからというもの、各競輪場で入場制限が実施されています。

寛仁親王牌・世界選手権記念でも、2020〜2022年には各日5,000名と制限した上で、来場者にはマスク着用を義務付け、また入場時の検温も実施するなどの対策を取った上で開催されました。

ただ、寛仁親王牌・世界選手権記念【2023】は入場制限が実施される予定はありません。

混雑が予想される決勝戦やローズカップに合わせて向かっても入場できないなんてことはないでしょう。

もちろん、今後の情勢によっては実施される可能性もあるので、公式HPをチェックしてから向かってください。

寛仁親王牌・世界選手権記念2023の選考基準は？

「寛仁親王牌・世界選手権記念2023」は誰でも参加できるわけではありません。

様々な条件を満たして、厳選された選手のみが出場できる大会です。

そこで「寛仁親王牌・世界選手権記念2023」の出場選抜方法を確認してみましょう。

1. S級S班在籍者
2. 過去3回以上優勝した者（開催時S1）
3. 世界選トラック競技出場者
4. 世界選に準ずる国際大会トラック競技の1～3位
5. アジア選ケイリン及びスプリント1位
6. 過去のオリンピック自転車競技トラック種目メダリスト（全プロトラック競技出場予定者開催時S1）
7. 全プロトラック競技出場予定者で平均競走得点上位者
8. 1～7で108名に達しない場合は地区プロトラック競技出場者から平均競走得点を勘案し推薦

以上の条件を満たした選手が出場することができます。

また、これらの条件を満たした選手は「日本競輪選手会理事長杯」または「特別選抜予選」に出走可能です。

厳しい審査基準を通過し、寛仁親王牌・世界選手権記念2023に出走予定の選手はこちら。

過去の傾向や開催場の特徴から考えた寛仁親王牌・世界選手権記念2023の予想のコツ

それでは、本題の寛仁親王牌・世界選手権記念2023の予想のコツを紹介します。

今回は、過去の傾向や開催場のデータを基に予想のコツを導き出しました。

寛仁親王牌・世界選手権記念2023での勝率を上げたい方、楽に予想をしたい方はしっかり押さえて勝負してください。

それでは、ひとつひとつ詳しくご紹介していきます。

歴代優勝者に要注目

まずは、歴代優勝者から勝利の鍵となる情報を確認しましょう。

直近10年における優勝者をまとめたので、まずは御覧ください。

開催年	開催場	優勝者	府県
2022年	前橋	新田祐大	福島
2021年	弥彦	平原康多	埼玉
2020年	前橋	脇本雄太	福井
2019年	前橋	村上博幸	京都
2018年	前橋	脇本雄太	福井
2017年	前橋	渡邉一成	福島
2016年	前橋	稲垣裕之	京都
2015年	弥彦	園田匠	福岡
2014年	弥彦	深谷知広	愛知
2013年	弥彦	金子貴志	愛知
2012年	弥彦	佐藤友和	岩手

過去10年間で、脇本雄太選手が2度優勝していますが、それ以外は複数回優勝している選手がいません。

それだけ「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」で優勝することが難しいということが分かります。

また、昨年優勝した新田祐大選手以外は、当時S級S班の選手が優勝していました。

したがって、今回出場する8名のS級S班の選手（脇本雄太選手は欠場）から優勝者が出る可能性が非常に高いです。

ここ最近の成績や今までの実績と照らし合わせて、注目してみてはいかがでしょうか。

現時点での賞金ランキング

賞金ランキング上位の選手は、今年調子がいい選手と判断することができます。

寛仁親王牌・世界選手権記念2023で好走が期待できる選手を、直近の賞金ランキングから確認しましょう。

賞金ランキングTOP10にランクインしている選手の内、怪我のため欠場する脇本雄太選手を除いて、寛仁親王牌・世界選手権記念2023に出走予定です。

ランクインしている選手は、予選はなんなく突破してくれるでしょう。

出場したレースでは、ぜひ買い目に含んで勝負してみてください。

荒れやすいので人気に惑わされない

予想する上で、堅めに決着するのか荒れやすいのかを事前に把握しておくことは非常に重要です。

特に、重賞レースは厳しい選考基準が設けられているので、一般戦とは出場選手のレベルが段違い。

そのため、普段とは異なるレースが展開されるので、寛仁親王牌・世界選手権記念の過去の結果からレース傾向を分析しましょう。

実に2レースに1回の割合で万車券が飛び出るほどの荒れやすいレースとなってます。

また、1~5番人気での決着数もFⅠ・FⅡレースと比べれば圧倒的に少ないので、選手の人気に惑わされないようにしましょう。

ラインの構成や強さ、競輪場の特徴に着目して、予想を考えることが要になってきます。

また、下記に載せたプロの予想を参考にするのも良いでしょう。

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開催場の弥彦競輪場は風の強い日は番手選手が有利になりやすい

開催場である弥彦競輪は、建物の隙間から風が吹き込み、バンク内を旋回するのが特徴。

基本的に風向きは日によって変わりますが、弥彦競輪ではバックで向かい風になることが多いです。

バック側で向かい風の場合は番手選手に有利になり、バック側で追い風の場合は先行選手または先行ラインの番手選手が若干有利。

実際に決まり手を確認すると捲りと差しの割合が高いので、バック側での向かい風が影響していることが考えられます。

弥彦競輪は、見なし直線距離が長いので番手選手に有利であり、風の強い日にはその特徴が顕著に現れるので、リアルタイムに風の情報入手して勝負するようにしてください！

寛仁親王牌・世界選手権記念2023の優勝候補を予想してみた

出場する選手のうち優勝する可能性が高い予想される注目選手を3名ピックアップしてみました。

勿論、管理人の独断と偏見によるものですが、買い目作成に迷った際は参考にしてみてください。

ハズレても責任は負わないので注意してください！笑

それでは詳しいプロフィールと共に優勝候補をご紹介します。

寛仁親王牌・世界選手権記念2023の優勝候補1「古性優作」選手

古性優作選手は既に、今年開催された4つのG1レースの内、2つのタイトルを獲得しています。

現時点では賞金ランキングも独走状態になっていて、今一番強い選手と言っても過言ではありません。

そのため、買い目に入れておいて損はありません。

寛仁親王牌・世界選手権記念2023の優勝候補2「眞杉匠」選手

眞杉匠選手は、宇都宮競輪場をホームバンクとするS級1班の選手。

8月のオールスター競輪で悲願のG1初優勝成し遂げ、9月の立川記念では連日関東勢を引っ張り森田優弥選手の記念初優勝に貢献しました。

眞杉匠選手のパワフルな先行、まくりはもちろん、飛び付きもこなせるのは、息の抜けない大舞台では大きな強みです。

関東のニューリーダーとしての期待もかかる大器が、タイトルホルダーとしての誇りを胸に、寛仁親王牌・世界選手権記念でも活躍してくれるでしょう。

寛仁親王牌・世界選手権記念2023の優勝候補3「郡司浩平」選手

S級S班の重責を担う郡司浩平選手は、10月までに記念優勝が4回ありますが、ビッグレースでの優出は6月の高松宮記念杯のみと苦しい戦いが続いています。

それでも9月の松阪記念決勝では、菅田壱道選手-新田祐大選手の2段駆けラインを5番手から捲って優勝しており、上がりも11秒0と好タイムをマーク。

近況は南関東の番手戦が多い郡司浩平選手ですが、久しぶりの自力勝負での優勝が大きな自信につながったはずです。

今回も本来の郡司浩平選手らしい強い走りをみせてくれるでしょう。

寛仁親王牌・世界選手権記念2023で楽に勝てる”裏技”をご紹介！！

今回は、寛仁親王牌・世界選手権記念2023の予想のコツをご紹介しました。

紹介した予想のコツをしっかり押さえて勝負すれば、高い確率で予想を当てることができるでしょう。

ただ、当日の車番や天候、選手の体調によっても有利・不利は変わってくるので、しっかり情報収集をしてから予想しましょう。

もし、情報収集をする暇がないという方は”競輪予想サイト”を利用するのがおすすめ。

競輪予想サイトは、バンクの特徴・天候・風に加え選手の思惑まで推測しているため、予想精度が非常に高いです。

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