【ガールズケイリン】競輪学校を退学となった女子選手をご紹介！

どうも。

競輪戦線の管理人のボクです。

華やかに活動されているガールズケイリン選手ですが、競輪学校時代に退学となった選手がいるという噂も。

そこで今回は、そんなガールズケイリンで競輪学校を退学した選手をご紹介します。

この記事を読めば、退学となった女子競輪選手だけではなく、競輪学校とは何か？入学するには？在学中の生活など、競輪学校についても分かるので是非最後までお付き合いください。

ガールズケイリンの選手になるためにはどうすれば良い？

日本競輪学校に入学し競輪選手資格試験に合格することで、ガールズケイリンの選手としてデビューすることが可能です。

プロデビューの第一歩、日本競輪学校に入学するには一次試験と二次試験に合格する必要があります。

一次試験の試験内容は、技能試験または適性試験。

技能試験は、自転車競技経験者が対象となる試験です。

バンクでの自転車走行で、女子は500ｍのタイムトライアルなどを行いその能力によって合否が出されます。

適性試験は、自転車競技未経験者が対象。

垂直跳び、背筋力測定、長座体前屈が行われます。

そして二次試験の内容は、人物考査（面接、適性検査、作文等）と身体検査。

自転車競技経験者は、その二項目ですが、自転車競技未経験者は、人物考査（面接、適性検査、作文等）と身体検査に加え、固定式自転車走行があります。

下記が応募から合格発表までの流れです。

1.願書をもらう	最寄りのJKA各エリア事務所で受取orホームページからダウンロード
2.願書提出	最寄りのJKA各エリア事務所に提出or日本競輪選手養成所に郵送
3.適性検査	（自転車未経験者） 一次試験→垂直跳び、背筋力測定、長座体前屈 二次試験→固定式自転車走行、身体検査　 人物考査（面接、適正検査、作文等） （自転車経験者）　 一次試験→バンクでの自転車走行 二次試験→人物考査（面接、適性検査、作文等） 身体検査
4.合格発表	webサイトにて合格発表

ガールズケイリンの選手になるためには、必ずしも自転車競技の経験が必要だということではありません。

実際に選手のスポーツ歴を見てみると、スピードスケート、バレーボール、バスケットボール、ソフトボール、アイスホッケー、スキー、陸上、テニス、剣道など様々。

競輪学校に入るための練習を頑張れば、持ち前の身体能力を活かして活躍することも十分可能です。

女子競輪選手の競輪学校とは？

ガールズケイリンの競輪学校とは、男子競輪選手と同様の日本競輪学校です。

女子選手も約1年間、寮で厳しい生活を送りながら競輪について学んでいくことになります。

競輪学校の募集要項は男子と女子で違う？

基本的に男子も女子も募集要項の内容については変わりません。

男子にも女子にも、厳しい基準が設けられています。

素人でも試験を受けることは可能ですが、練習をしないで合格するのは不可能に等しいです。

最低でも一年間は練習しないと、合格するのは厳しいと言われています。

競輪学校の規則や厳しさについて男子と女子の違い

競輪学校に入学したら女子も男子も全員同じ施設内で寮生活をすることになります。

同じ施設内ではありますが、男子と女子とではフロアが完全に別です。

男子は2階と3階のフロア。

女子は4階のフロアで生活をし、4階の女子フロアには監視カメラと赤外線センサーが設置されており、階段も男女別です。

異性用の階段を使用すればペナルティーが科せられます。

食堂でもエリアと時間が別けられており、一緒に食事をすることはありません。

日曜日の外出も男子と女子が隔週で許可されていて、同じ日に外出することはできなくなっています。

このように、男女で接点を持つことは授業内での英会話の他はほとんどないのです。

その他にも、施設内には以下の厳しいルールが設けられています。

• スマートフォンなどの通信可能電子機器の持ち込み禁止
• 飲酒と喫煙（退学処分の一番多い理由）
• 無断外出、無断外泊
• 賭け事
• 教官への反抗行為
• 異性間での接触、男女の規制エリアへの出入り
• 暴力や窃盗
• 重大な虚偽の申告
• タトゥーや入れ墨
• 養成所の秩序を乱す行為

施設内は通信機器の持ち込みが禁止。

公衆電話のみ使用可能で、電話発信は夜間の自由時間と日曜日に限られます。

男子が奇数日、女子が偶数日の一人5分以内と定められているのです。

その他には、不要な私物の持ち込みも一切禁止。

女性にとって非常に重要なアイテムの、ドライヤーや化粧品なども不必要とされています。

過去に、パソコンと携帯電話を隠し持っていた候補生がおり、1人は退学処分。

もう1人は停学・留年の処分が下されました。

ドライヤーを持ち込んだ候補生に対しては、しばらくの間外出禁止になったそうです。

現在では、携帯電話の使用が施設外では認められるようになり、候補生によってはDVDプレーヤーで自由時間に鑑賞する者や、所在中のメイクも解禁されるなど、緩和されているところもあります。

しかし近年は、コロナまん延防止の観点から、隔週ごとの日曜外出は禁止。

更に、夏季と年末年始の一時帰省も実施されていません。

その代わり、年末年始の日中から夕方にかけてと日曜日の午前中2時間に限り施設内での携帯電話の使用が許可されました。

ただ、一時帰省を実施しなかったことで通常よりもカリキュラムの消化が早まり、競輪選手資格検定の受験や、卒業記念レース、卒業式などは例年よりも1か月前倒しすることになりました。

実際に退学となったガールズ競輪選手をご紹介

それでは、競輪学校を退学となってしまった二人の女子生徒をご紹介します。

岸谷実樹さん

競輪学校を退学となってしまった女子生徒の一人目は「岸谷実樹」さん。

岸谷実樹さんは、第112期生として日本競輪学校の入学試験に合格している方になります。

しかし、退学したというきちんとした情報は残念ながら見つけることはできませんでした。

ガールズケイリン選手としての活動記録がないため、日本競輪学校を退学したのではないかと推測されています。

また、退学の理由は学科試験で落ちた、校則違反（男子生徒との交流）ではないかと噂されているようですが、実際のところはわかりません。

三沢杏奈さん

競輪学校を退学となってしまった女子生徒の一人目は「三沢杏奈」さん。

三沢さんも、岸谷さんと同様第112期生です。

2012年に一輪車競技大会で総合優勝を果たした経験を持ちます。

更に、木下大サーカスに所属していたというキャリアの持ち主。

2016年、競輪学校での記録会などのスピード、持久力共に優れている者だけがもらえるゴールデンキャップを獲得した候補生でもありました。

同年の2016年には、村本大輔さんに弟子入りしています。

しかし、退学に関する詳しい情報は公表されていませんでした。

退学ではなく、日本競輪学校にいたことを抹消する除籍処分ではないかという噂もあるようです。

現在は超人プロといわれる一芸に秀でたパフォーマーのマネジメントをしている事務所に所属しているとのこと。

>>三澤杏奈さんの詳しいプロフィールはこちら

競輪学校を退学した選手のまとめ

競輪学校には、とても厳しい決まりやルールがあることがわかりました。

電子機器の使用やメイクの解禁など緩和されている部分があるとはいえ、厳しい規制があるのは事実です。

過去には、電子機器の持ち込み等の規則違反で停学処分や退学となった候補生がいることも…

今回紹介した岸谷さん、三沢さんはハッキリとした退学理由はわかりませんでしたが、素晴らしい実力を持つ選手でも厳しい生活や規則によって選手生命を断たれる方もいるようです。

競輪学校に入学するまでは、みな同じ志しを持って試験に挑むでしょうが、現実に耐えかねる選手も存在します。

現在ガールズケイリンにて華やかに活躍されている選手たちですが、華やかさの裏には厳しい試験や競輪学校生活に耐え抜いてきた努力があるということです。

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