ガールズケイリン・ミッドナイト競輪 etc...競輪の7車立ては稼げるのか？

どうも。競輪戦線の管理人のボクです。

競輪は9車立てのレースが主流ですが、レースによっては7車立てのレースも存在します。

単純に考えて7車立ての方が当てやすいのでは、と考えてしまいがちですがそんな競輪予想は簡単ではありません。

今回は7車立てのレースで当てるには、稼ぐにはどうしたら良いのかをご説明しようと思います。

7車立てのレースの特徴

そもそも、まず7車立てのレースは、現在主流の9車立てのレースと根本的に違う部分はいくつかあります。

下記に簡単にまとめてみました。

• 枠番が存在しない
• ラインの形成が困難
• 周回数が少ない
• 特殊な番組が組まれる場合もあり

枠番での予想が成立しないので、賭式のうち2枠単と2枠複が存在しません。

枠番を使った予想をすると買い目や購入点数が複雑になる傾向にあるので、普段からこの2つの賭式を使わない方も多いのではないでしょうか？

ワイドや2車単、2車複などの賭式は残っているので問題ないとして、「ライン形成が困難」「周回数が少ない」「特殊な番組が組まれる場合もあり」は予想にかなり影響してくる部分です。

例えば2020年4月6日のこの7車立てのレース。

かろうじて並び予想を見るとそれぞれの出身地ごとにラインを形成し、3分戦の形にはなっていますが、単騎の6番車がどういう動きをするか予想もつきません。

7車立ては注目されるレースも少ないので、レース評もなし。

予想材料が少ない中、レース展開を読む必要があります。

更に周回数が9車立てより少ないレースが多く、決着がスピーディーなので長期的な戦略より個々人の能力が予想において大事になる事がほとんどです。

賭け方は自然と強い選手・硬い予想になる傾向に。

そうなると、9車立てよりオッズが低くなりやすいので当たっても実入りが少ないなんて事も。

更に言うなら、やってみるとわかりますがレース展開の読めなさから7車立ては7車立てで当てにくいと思うハズです。

そうとう実力が偏ったレースでないと難しいですし、更にそんなレースはオッズも低くなり稼ぎにくいという2重苦。

もし7車立てで勝負するなら、それぞれのレースの特徴を細かく知り、対策を練る必要があります。

7車立てのレースの種類

的中確率が9車立てより高いとあって近年、新規競輪ユーザーを増やすために競輪競技を運営するJKAは7車立てのレースを増やしている傾向にあります。

今現在確認できているのはこの6レース、一口に7車立てと言ってもルールも出場する選手も変わります。

この6つのレースそれぞれすべてに特徴があり、勝負するならまずそれを知る事から始めましょう。

ライン形成の出来ないレース

対象レース：ガールズケイリン, ケイリンエボリューション

女子選手のみ出場するガールズケイリンとオリンピック等の国際競走仕様で行われるケイリンエボリューションではラインの形成が禁止されています。

7車立てのレースの中でも、各個人の選手の能力が特に重要視される2レースなのでオッズは低くなりがちです。

なので、出来るだけ3連単などの難易度の高い賭式で挑みましょう。

スタート位置が縦並びで、単純に内枠の選手がゴールまでの距離が短く有利なのでキャリアや連対率を加味し優先順位を立てていくのが予想的中の近道です。

ライン形成の出来るレース

対象レース：モーニング競輪,ミッドナイト競輪,チャレンジレース,ブロックセブン

時間帯で行われるモーニング・ミッドナイト競輪、若手選手の登竜門であるチャレンジレース、地区ごとに1選手のみが出場するブロックセブンはライン形成が出来るレースになります。

このレースで重要なのは出来るだけ選手の実力差があり、3人でラインを形成しているレースを選ぶ事。

選手に実力があっても、並び予想が単騎での勝負だとレースの展開が読み辛いので実力のある選手を含む3人のラインが1番勝率が安定します。

モーニング・ミッドナイト競輪はA級1〜3班の多岐に渡るレースを開催していますが、その中でも新人や成績の低い選手が所属するA級3班のレースを選びましょう。

チャレンジレースに関しては出場選手がA級3班の選手に限定されるのでレースを選ぶ必要はありませんが、データの少ない新人選手の出場する7〜8月のチャレンジレースには注意が必要です。

ブロックセブンだけ特殊で、各地域のS級の選手が1人ずつ出場するので、普段と違うライン形成を楽しむ目的が大きい珍しいレース。

実力差はあまりなく、オッズが割れやすい傾向にあるので的中率ではなく高配当を狙いにいく事になるでしょう。

特殊な番組の組まれるブロックセブン

各地区S級の1選手が出場するブロックセブンは7車立ての中でもかなり特殊な部類に入ります。

2017年から始まり、組まれた番組数もデータも少なく、確立されたセオリーはないとされています。

普段から競輪に張り付いてるレベルのファンであれば、選手の関連性などからラインやレースの展開を読む事は可能です。

しかし、オッズが割れているからと高配当を狙って他の7車立てと同じ戦法で予想すると痛い目を見る事になるでしょう。

7車立てと9車立ての的中率と回収率の比較

ここで7車立てと9車立ての賭式ごとの的中率を比較してみましょう。

このように確率で見せられると確かに7車立ての方が2倍近く的中率が高いので、当たりやすいように見えます。

しかし、先に説明したように各個人の能力やラインによって単純に強い選手が上位に来る事の方が少なく、複数点勝負が基本になるので実際やってみると「7車立てが特別当たるし、稼げる」と感じる人の方が少ないでしょう。

更に下記は、たかまつ競輪の平均配当です。

7車立ての平均配当は9車立ての平均配当の4割ちょっとくらい。

半分にも満たしていません。

確率の話も合わせると、7車立ての予想は当てるのも稼ぐのも難しいとなります。

正直、昨今のメディアが7車立てのレースを当てやすいと煽る事にボクは疑問を持っています。

7車立ては確かに硬いレースにはなりやすいですが9車立てでラインが強ければ、そのラインを軸に3着の予想から流したりすれば簡単に高配当に結びつく時もあります。

レース展開も地域や先輩後輩の上下関係など、多種多様な人間模様がそのままラインなどに関係してくる9車立てのレースの方がアツいレース展開になる事が多くボクは好きです。

もしこの記事を競輪予想を始めたての方が読んでいるなら、7車立てで硬い予想でともかく当てる練習をして、9車立てに移行しレースの醍醐味を味わって欲しいですね。

7車立ての競輪予想で稼げるようになるには？

7車立ての競輪予想で当てられる、稼げるようになる為には様々な方法があります。

YouTubeやAbemaの競輪チャンネルなどで専門家などの予想を見て勉強する事は出来ますが、それはあくまで一個人の予想。

重賞の前に複数のメディアを見ればわかりますが、予想が偏る傾向はあれどフタを開けてみると全然違う結果になったり、リスク分散が少なく予想がニアミスしている事もしばしば。

どのレースでどのメディアを信じるかで迷って結果ドツボ、なんて事もありえます。

ボクがその中でオススメするのは競輪予想サイトを使う事。

競輪予想サイトは企業が運営している場合がほとんどで、個人レベルとは賭けている人員も時間も違います。

自分で予想を立てるにしても、予想の参考で軸に考えるなら競輪予想サイトがまず間違いないでしょう。

普段からいくつも競輪予想サイトを使っているボクが、”今”オススメしたいのは競輪神風というサイトです。