どうも。

競輪戦線管理人のボクです。

競輪選手はそれぞれ自身の練習の拠点となるホームバンクや施設があります。

バンクのクセは全国で2つとして同じものはありません。

そのため、どこで日頃練習しているのかは活躍に大きな影響を及ぼします。

小倉競輪で勝負するのであれば、ホームバンクとしている選手について把握しておくことが勝利への鍵となるでしょう。

そこで、今回は小倉競輪をホームバンクとしている選手を一挙に大公開。

注目の男子選手や女子選手・若手選手は勿論、共通する選手の傾向から活躍しやすい他の競輪場までご紹介します。

競輪選手一覧

競輪選手は全部で約2,300人おり、競輪場は全国には43会場あります。

この値より、1会場あたりの人数を計算すると以下の通りです。

2,300/43 =53.5名。

対して、小倉競輪をホームバンクとしている選手は全部で50名です。

そのため、小倉競輪は平均的な人数が所属している競輪場といえるでしょう。

ここからはそんな小倉競輪の男子選手・女子選手に分類し名簿一覧を一挙に公開していきます。

男子選手

ここからは小倉競輪をホームバンクとしている男子選手一覧をご紹介。

氏名・脚質・競走得点・勝率など基本情報は以下の通りです。

小倉競輪がホームバンクの男子選手に見られる傾向は「差し」を得意とする選手が多いということです。

小倉競輪は全天候型の屋内バンクのため、選手は天候などの不確定要素がない状態で日頃から練習しています。

競輪は競技の特性上「差しが決まりやすい」のが定石です。

そのため、競輪の定石通りの傾向が出ているのでしょう。

女子選手

小倉競輪には50名の男子選手がいます。

対して、女子選手は何人いるのか。

調査したところ・・・小倉競輪をホームバンクとしている女子選手はいないことがわかりました。

要因は不明ですが、同じ福岡県にある久留米競輪にはガールズケイリン最強の児玉碧衣選手などが所属しています。

そのため、強い選手がいる環境で練習したいと考える人が多く、小倉競輪には女子選手が集まらないのかもしれません。

小倉競輪は全天候型の屋内バンクのため、天候等を気にせず練習することができます。

そのため、練習環境としては良いはず。

今後、小倉競輪をホームバンクとする女子選手が現れるのか、注目です。

小倉競輪注目選手

小倉競輪に所属している選手は全体の2.71％と少ないものの、実力ある選手は複数名います。

ここからは、そんな小倉競輪の選手の中でも特に注目すべき選手をピックアップ。

女子選手の所属は確認できなかったので、以下2ジャンルについてご紹介します。

• 男子注目度No.1選手は園田匠選手
• デビュー1~3年目の若手注目度No.1選手の選手は堀越翔己選手

それぞれ詳しく見ていきましょう。

男子注目度No.1選手は園田匠選手

50人が所属する小倉競輪において、最も注目すべき選手は園田匠選手です。

園田匠選手の簡単なプロフィールをご紹介します。

園田匠選手は年に6回しか開催されないG1の1つである、寛仁親王牌を制したことがあります。

このタイトル獲得により、翌年は2,000人以上いる男子競輪選手の中で9人しか所属できないS級S班に配属。

競輪界を牽引する顔となりました。

現在はS級S班から外れていますが、未だその実力はトップクラスです。

また、園田匠選手はその男前な顔立ちから女性人気も非常に高い選手。

2つの意味を持ってして、小倉競輪の全男子選手の中で最も注目すべき選手と言えるでしょう。

デビュー1~3年目の若手注目度No.1選手の選手は堀越翔己選手

小倉競輪のデビュー1~3年目の若手注目度No.1選手の選手は堀越翔己選手です。

堀越翔己選手は2023年にデビューした選手。

身長177.4cm・体重78kgと恵まれた体型の持ち主です。

デビュー戦は前日7着の完全敗戦となりましたが、徐々にプロの世界に順応し実力を発揮し始めています。

競走得点も右肩上がりで伸びており、2023年11月13日現在の直近4ヶ月の勝率は44%と高い値をキープ。

そのため、A級2班への昇級も時間の問題です。

まさに、小倉競輪における注目若手選手と言えるでしょう。

小倉競輪の選手の傾向

競輪で勝負する際、選手個人の傾向を掴むのも大切です。

しかし、これは競輪ファンであれば誰でも行っています。

そこでおすすめなのが、出身競輪場ごとの選手の傾向を把握しておくこと。

小倉競輪の選手にも、選手全体から見受けられる傾向というものが存在します。

ということで、ここでは小倉競輪の選手の傾向をご紹介。

• 小倉競輪選手は追脚が多い
• コメント通りに出走することが多い
• 地元選手とラインの相性が良い

それぞれ詳しく見ていきましょう。

小倉競輪選手は追脚が多い

小倉競輪所属の全50人の選手データから算出した脚質割合は以下の通りです。

追脚の選手が圧倒的に多い事がわかります。

このような傾向が現れている理由として考えられるのは「カントがキツい」という小倉競輪のバンクのクセです。

カントがキツいと傾斜を利用してスピードを上げることができます。

主にこのクセを利用するのが捲り・差しを狙う選手。

バンクの内側を走り、極力最短距離を走ろうとする先行選手を、傾斜の力を利用して抜きにかかります。

このような理由から「小倉競輪は追脚が多い」という傾向があるのでしょう。

コメント通りに出走することが多い

大多数のレースでは、出走前に選手のコメントが発表されます。

競輪は「コメントに反した走りをしてはいけない」というのが、暗黙のルールです。

勿論、暗黙のルールなので、時にはこのルールを破る選手もいます。

しかし、こと小倉競輪所属の選手はコメントに反した展開を意図的に行う選手がほぼいません。

これは「競輪発祥の地出身である」という誇りを持っているからと考えられます。

勝負するレースで小倉競輪所属の選手がいた場合は、コメントを大いに信用して良いでしょう。

地元選手とラインの相性が良い

小倉競輪所属の選手数である「50名」というのは、あまり多い数字ではありません。

そのため、練習時はそれぞれの選手がコミュニケーションを密に図る機会が多いと考えられます。

コミュニケーションが日頃から上手く取れていれば、選手同士が小倉競輪でラインを組んだ際は強力ラインになるはずです。

小倉競輪は地元選手同士がラインを組むと相性が非常に良いと覚えておきましょう。

小倉競輪の選手が活躍しやすい競輪場TOP3

全国には43会場の競輪場があります。

そのどれもが異なるクセを持っていますが、一部似たクセを持っているバンクも存在。

日頃から練習しているバンクとクセが似ていれば、特別な苦手意識なく走ることが可能でしょう。

ここからは小倉競輪の選手が活躍しやすい競輪場TOP3についてご紹介します。

第1位名古屋競輪

小倉競輪所属の選手が活躍しやすい競輪場第1位は・・・

名古屋競輪！

その理由は、名古屋競輪のバンクデータが小倉競輪の特徴とかなり類似しているからです。

両者のバンクデータを比較すると以下の通り。

小倉競輪のバンクのクセの1つであるカントのキツさに関して、その差は僅か0.1°。

誤差程度と言っても過言ではありません。

加えて直線距離や幅員もかなり似ています。

そのため、小倉競輪所属の選手たちは非常に走りやすいバンクであると言えるでしょう。

第2位和歌山競輪

小倉競輪所属の選手が活躍しやすい競輪場第2位は・・・

和歌山競輪！

第1位である名古屋競輪ほどではありませんが、こちらも非常に似たバンクデータであることがわかりました。

両者を比較すると以下の通りです。

カントこそ差がありますが、バンクの直線距離・幅員はかなりの酷似。

いずれの幅員の幅も差は1.0m以内で収まっていることわかります。

幅員が似ていれば、抜く抜かれるの感覚は掴みやすいはずです。

そのため、小倉競輪所属の選手にとっては走りやすい競輪場の1つであると言えるでしょう。

第3位前橋競輪

小倉競輪所属の選手が活躍しやすい競輪場第3位は・・・

前橋競輪！

バンク要素	競輪場名
	小倉競輪	前橋競輪
直線距離	56.9m	46.7m
カント	34"1'48″	36"0'0″
ホーム幅員	11.0m	9.9m
バック幅員	10.0m	9.9m
センター幅員	8.0m	9.9m

小倉競輪場と前橋競輪場で共通しているのは屋内競輪場であるということ。

全国にはこの2会場しか屋内競輪場がなく、2会場とも非常に珍しい競輪場です。

屋内競輪場は風の影響が無いため、追い風に乗って加速することができません。

そのため、選手は屋内独自の戦い方というものを模索する必要があります。

ここで相性が良いと言えるのが小倉競輪所属の選手。

日頃から小倉競輪の屋内バンクで練習しているため、屋内独自の戦い方というのは完全に身についていると考えられます。

周長が小倉は400m・前橋は335mと大きく離れていますが、この点を加味しても、小倉競輪所属の選手が活躍しやすい競輪場であると言えるでしょう。

小倉競輪の選手にまつわるQ&A

小倉競輪の選手についておおよそは理解していただけたでしょう。

ここから小倉競輪の選手にまつわるQ&Aをご紹介します。

小倉競輪選手の平均年収はいくら？

小倉競輪はS級1班からA級3班まで、様々な班級の選手が所属しています。

これらの全ての選手から平均年収を割り出すと、その額は1,300万円であることが分かりました。

競輪選手の平均年収が約1,000万円と言われているので、小倉競輪の選手はやや高い年収を得ていることになります。

これから競輪界を牽引するようなスター選手が現れれば、この額は大いに変動するかもしれません。

選手の獲得賞金などにも注目していきましょう。

小倉競輪の選手はどんな選手とラインを組むと強いの？

小倉競輪所属の選手のラインが強力になるのは、日頃から共に練習をしていると考えられる「同じ小倉競輪所属の選手」です。

しかし、小倉競輪所属の選手は僅か50人であるため、1レースで小倉競輪所属の選手が2名以上出走することはほとんどありません。

また、小倉競輪の選手の多くが「追脚」です。

そのため、絆が強いと考えられる小倉競輪同士でラインを組んだとしても、ライン全体が機能するとは言えません。

これらの理由から考えられる小倉競輪の選手と相性の良い選手は「逃脚」の選手です。

「逃脚」の選手が先頭を走ることにより、小倉競輪に所属している多くの選手は自分が得意としている走りをすることができます。

特に、小倉競輪とよく似ている名古屋競輪や、同じドームバンクである前橋競輪などで活躍する逃脚の選手とラインを組めば、その実力は大いに発揮されるとみて間違い無いでしょう。

ただ、他の選手の実力によっては、そのラインが負けてしまう可能性も十分考えられます。

なので、あくまで小倉競輪予想をする際に有効なラインの考え方としてください。

【まとめ】小倉競輪の選手は実力者が多い！

今回は小倉競輪の選手についてご紹介してきました。

まとめると以下の通りです。

• 小倉競輪所属の選手は全体の2.17%
• 女子選手の所属はない
• 注目度No.1は園田匠選手
• 小倉競輪所属の選手は追脚が多い
• 小倉競輪所属の選手は名古屋競輪と相性が良い

競輪選手は所属する競輪場によって、選手傾向が大きく変わります。

そのため、今回ご紹介してきた内容は小倉競輪での勝負・小倉競輪所属の選手が出走するレースにおいて、非常に役に経つこと間違いなしです。

選手データは都度更新していくので、繰り返しチェックしてください。