レース観戦に疲れた方は、別府競輪の施設内にある、温泉がおすすめです!

温泉施設名は「競輪温泉」。
利用料金は破格の100円です。
日本有数の温泉地の湯を堪能できるので、別府競輪を訪れた際に是非、利用してみてください。
別府競輪場のマスコットキャラクター
全国44箇所の競輪場には必ずと言っていいほど、マスコットキャラクターが存在します。
ということで別府競輪のマスコットキャラクターを調査してみました。
別府競輪のマスコットキャラクターは「ゆ〜坊」と「マー君」。

「ゆ〜坊」と「マー君」に関する情報は、公式HPに一切記載してありません。
プロフィールは不明ですが、ぬいぐるみも販売されているようなので、人気があるのは確か…
「ゆ〜坊」と「マー君」に関する情報を持っている方、コメントお願いします!
以上が別府競輪の概要でした。
別府競輪場の基本情報について
バンクの特徴を分析するためにも、別府競輪の基本情報を調査しました。
調査した別府競輪の基本情報は以下の7点。
- バンクデータ
- 地元選手
- 決まり手の割合
- 平均配当
- 車番別の勝率
- 出目ランキング
- 天候
それでは詳しくご紹介します。
別府競輪場のバンクデータ

別府競輪のバンク周長は400m。
400mバンクは競輪で最も多く点在するバンクです。
全国に31箇所設置され、競輪においてスタンダードな周長とされています。
しかし、バンクごとの特徴はそれぞれ異なるため、全国平均と別府競輪を比較してみましょう。
バンクデータから特徴を読み取る上で注目したいのが、みなし直線距離とカントの傾斜。
バンクにおけるみなし直線距離はゴール前の直線距離、カントは選手の落車防止やコーナーで失速しないために設けられている傾斜を指します。
別府競輪のみなし直線距離は59.9mと、全国平均の56mよりも長め。
また、カントの傾斜は、全国平均が30度に対して33度ときつめです。
よって別府競輪は、みなし直線距離が長く、カントがきついと言えるでしょう。
ただ、バンクデータ以外の細かい特徴でも大きくレース展開が変わってくるので、さらに他のデータを分析していきます。
別府競輪場のホーム選手
別府競輪をホームとする選手は、現在36名。
その中でも有名な選手をピックアップしたのでご紹介します。
S級1班「小岩 大介」選手

名前 |
小岩 大介 |
年齢 |
38歳 |
級班 |
S級1班 |
脚質 |
追 |
競走得点 |
103.30 |
小岩大介選手は、別府競輪をホームとするS級1班の選手。
人懐っこい性格の持ち主で、多くの選手やファンから愛されています。
同地区の先輩にあたる中川誠一郎選手は「5歳年下で、いつも笑いながら話してきてくれて何年経ってもかわいい」と小岩大介選手をかわいがっているようです。
そんな小岩大介選手は、今期も絶好調。
直近4ヶ月の競走得点は別府競輪所属選手の中で最も高いので、出走した際は注目して見てください。
S級1班「大塚 健一郎」選手

名前 |
大塚 健一郎 |
年齢 |
44歳 |
級班 |
S級1班 |
脚質 |
追 |
競走得点 |
112.20 |
大塚健一郎選手は、別府競輪をホームとする選手S級1班の選手です。
本人曰く、奈良競輪との相性がとても悪いとのこと。
それもそのはず、落車や失格、車体故障といったあらゆるトラブルに見舞われています。
そのため「オレは近畿にふさわしくない男」と自認するほどでした。
ただ「この先ずっと逃げ回ることになる。競輪では逃げたくない」という強い思いから、2021年5月に奈良競輪で開催された重賞で見事に完走。
本人も「これで心置きなく眠れる」とほっとした様子でした。
そんな大塚健一郎選手は、今年でデビューから23年目を迎えるベテラン選手。
キャリアの浅い選手と比べて別府競輪を熟知しているので、出走した際は注目しましょう。
別府競輪場における決まり手の割合
競輪場によってバンクのクセが異なるため、決まり手の割合もそれぞれ異なります。
別府競輪の決まり手の割合を確認する前に、まずは全国の競輪場の決まり手の割合の平均値を確認しましょう。

差しでの決着が半数以上の割合を占めており、捲り、逃げの順に割合が下がっていきます。
それでは、全国平均に対する別府競輪の割合を確認していきましょう。

別府競輪で最も有利な決まり手は「差し」となりました。
また、捲りの割合が全国平均と比べて高くなっています。
バンクデータを確認した際、全国平均と比べてカントの傾斜がきついことがわかりました。
カントの傾斜がきついとコーナーで外側に膨らまず、加速しやすくなります。
それによって、番手選手が捲りを決めやすいため、捲りの割合が高くなったのかもしれません。
S級戦では逃げが不利に
選手同士の技術が拮抗しているS級戦では、コースの特徴における細かい部分でも大きく勝率に影響します。
そのため、決まり手の割合も他の階級とは違ってくるので注意が必要です。
過去のS級戦における決まり手の割合をグラフにしたので確認しましょう。

別府競輪のS級戦では差しと捲りの割合がさらに高くなっています。
一方で、逃げの割合が大幅に低下。
よって、別府競輪のS級戦では逃げ得意とする選手を避けて勝負しましょう。
引き続き、他のデータも分析して詳しい特徴を調査していきます。
別府競輪場の平均配当
別府競輪は、稼ぎやすいのか・稼ぎにくいのかを調べるために過去のレース結果から平均配当を調査してみました。
別府競輪場の車番別の勝率
次は、別府競輪における車番別の勝率を調査しました。
競輪では、4・6・8番車に競走得点が低い選手が配置されやすいです。
特に、6番車はどの競輪場においてもダントツに勝率が低い傾向にあります。
別府競輪では6番車の勝率が最も低いです。
そのことを踏まえると「6番車が最も勝率の低い車番」という点に関しては全国のセオリー通りと言えるでしょう。
ただ、勝率が高い車番に関しては、他の競輪場とは大きく傾向が異なります。
競輪では1番車に競走得点が高い選手が配置されやすいため、ほとんどの競輪場で1番車の勝率が最も高いことが多いです。
しかし、別府競輪では5番車の勝率が最も高く、1番車は3番目に勝率が高くなっています。
他の競輪場同様一番車が強いと思って勝負すると痛い目にあうので、この点はしっかり把握しておきましょう。
別府競輪場の出目ランキング
2021年1月~2022年8月における別府競輪の3連単出目ランキングTOP10を調査しました。
また平均配当に注目すると、万車券が1つしか出ていません。
ほとんどの出目で、勝率が最も高い5番車が1着となっているので、このような結果になったことが考えられます。
よって、別府競輪では順当な決着が多いと言えるでしょう。

カントはみなし直線距離同様、レース展開に大きく影響する要素となります。
カントの傾斜がきつい場合は、大外から先頭を目掛ける際に、下り坂のようになるためスピードが出やすいです。
これにより「捲り」や「差し」を得意としている選手が有利になります。
一方でカントの傾斜が緩い場合、追い抜こうとする選手は傾斜がないことによって外側に膨らみやすいです。
従って、先行の逃げ切りを狙う選手が有利となります。
全国の競輪場のカントの平均角度は30度。
それに対して、別府競輪のカントは33°41′24″ときつくなっています。
カントがきついと、傾斜を利用してコーナーで加速できるので、番手選手の捲りが決まりやすいです。
決まり手の割合を見ても、別府競輪の捲りの割合は高く、S級戦では約40%にも及びます。
よって、別府競輪は番手選手が捲りを決めやすいバンクと言えるでしょう。
別府競輪場は雨の影響を受けやすい

別府競輪が立地する大分県別府市は、全国の中で13番目に年間の降水量が多く、6月〜9月の時期がピークとなります。
雨は、レース展開に大きく影響する重要な要素です。
雨が降ることによって、地面が滑りやすく、落車などのアクシデントが起こりレースが荒れやすくなります。
そのため、普段より慎重な走りを見せる選手がほとんどですが、体力のある若手選手などは落車を恐れず積極的な走りをすることが多いです。
これによって、普段活躍している選手が雨の影響で本来の実力を発揮できなくなってしまうケースも考えられるでしょう。
レース当日に雨が降っている場合は、勝率に関わらず有利不利が変わる可能性があるので注意してください。
別府競輪場は当日の風向きによって有利不利が変動しやすい

勝負する際は、当日の天候も加味した上で予想を立てることが大切です。
別府競輪は、別府湾から吹くの影響を受けます。
1年間の中で、風の強い時期は11月〜4月までの5ヶ月間。
その中でも1月は最も風が強く、平均風速は時速17.7kmです。
なので、1月はいつも以上に風の影響を考慮する必要があるでしょう。
別府競輪は建物の隙間から風が吹き込み、バンク内を旋回します。
基本的に風向きは日によって変わるため、レース当日の風向きを確認して有利不利を見極めることが重要です。
バック側で向かい風の場合は番手選手に有利になり、バック側で追い風の場合は先行選手または先行ラインの番手選手が若干有利となります。
別府競輪は、見なし直線距離が長いので番手選手に有利なバンクと言えますが、当日の風速や風向きによって有利不利が変わるので注意してください。
別府競輪場は5番車の勝率が最も高い

競輪のレースでは、1番車に競走得点が高い選手が配置され、4・6・8番車が競走得点の低い選手が配置されやすいといった、車番ごとの傾向があります。
別府競輪では、1番車ではなく5番車の勝率が最も高く、6番車の勝率が最も低いという結果でした。
さらに、2番目に勝率が高い車番は3番車で、1番車は全体の3番目。
ほとんどの競輪場で1番車が最も勝率が高い車番となっているので、かなり珍しいケースと言えます。
様々な理由が考えられますが、要因の1つとして別府競輪のコーナー部分に「レムニスケート曲線」と呼ばれる曲線が使用されている点が挙げられるでしょう。
この曲線は、内側を走っていても、カーブで外側に膨らみやすくなってしまうという特徴があります。
そのため、最も内側に配置される1番車でも、カーブで外側に膨らみ、後方選手に内側を突かれやすくなるでしょう。
よって、別府競輪のレースは5番車の勝率が最も高いということを念頭において勝負してください。
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