どうも。競輪戦線管理人のボクです。

みなさんは、ギャンブルの必勝法の1つである「マーチンゲール法」をご存知でしょうか？

競輪には、データや経験を基に予想する他にも、法則に当てはめるだけで予想するという方法があります。

ただ色々な法則が存在するので、中には全く根拠のない法則も…

今回は、そんな数ある勝負方法の中で、最も有名とも言える「マーチンゲール法」についてご紹介します。

競輪戦線では、マーチンゲール法のルールや使い方、メリット・デメリットまでを徹底解説！

さらに、実際にマーチンゲール法で勝負した結果も載せていますので、ぜひ最後までお付き合いください。

マーチンゲール法は競輪において必勝法になり得るのか検証

早速、皆さんが一番気になっているマーチンゲール法が競輪で勝てるのかを検証したいと思います。

マーチンゲール法はカジノ発祥の勝負法で、2倍の配当・50％の勝率という条件下で必ず勝つことが可能です。

競輪でこの条件を満たすレース・券種は存在しないため、必勝条件に近しい以下の方法で検証を行いました。

• 賭式はワイド
• 賭け金は100円スタート
• 最人気(オッズ2倍以上)の買い目を購入
• 6R目以降は勝った時点で検証終了

マーチンゲール法は、オッズ2倍以上のレースを1回でも当てれば、その時点でプラス収支。

オッズと的中率のバランスを考え、2車単の1番人気を購入していきます。

対象は、2024年2月7日に岸和田競輪場で開催されたスポニチ杯ST湖南カップ【F1】全12Rです。

では、早速検証してきましょう。

出走表を見る限り、1番車と2番車の選手の実力が抜けている印象です。

実際に事前オッズを確認すると1・2・5番車に人気が集中しています。

マーチンゲール法は2倍以上で当たりさえすればプラス収支。

なので、3番人気で事前オッズが2.2〜2.6倍の2-5で勝負していきます。

賭け金は100円なので、事前オッズ通りなら220〜260円の払い戻しを獲得することができます。

果たして、結果はどうでしょうか？

見事的中！

3番人気での決着となり、払い戻しは260円です。

初戦から勝利することが出来ましたが、マーチンゲール法の効果を試すために、予想を続けましょう。

勝つことができたので、次の賭け金は100円のままです。

それでは、検証結果をまとめてご紹介します。

マーチンゲール法で勝負した結果はこちら！

戦績	的中率	回収率	収支
3勝7負	42.9%	104.3%	+560円

【検証結果詳細】

稼ぐことに成功しました！

オッズ2倍以上で最人気の買い目を買うだけで稼げるとは思いもしませんでした！

もちろん10レースの結果なので必ずしも勝てるとは断言できませんが、タイミング次第で稼げることは間違いないでしょう。

ただ、掛け金が大きい割にリターンが少ないので、数ある勝負方法の中でマーチンゲールを実践するのが最適解なのか疑問なところ⋯。

ということで、他の勝負法と比較検証したいと思います！

最も稼げる勝負方法は？他の法則・予想と比較してみた

「自身で予想せずに稼げる」

というのを基準に、マーチンゲール以外の勝負法をピックアップし、同じ参加回数でどれが最も稼げるのか比較検証してみました。

再び稼ぐことができましたが、他と比べるとその差は歴然。

中でも、最も稼げた予想サイトのエデンミリオンと比べると、同じ参加回数で20万円以上の差があります。

無料予想の公開数に限りがあるので参加数は限定されますが、丸ノリで稼ぐならエデンミリオンをはじめとする競輪予想サイトを利用するのが懸命でしょう。

「マーチンゲール法」とは？

マーチンゲール法の由来は、南フランスのマティギュー地方出身者が好んで使っていた「マーティギューシステム」というギャンブルの手法。

18世紀のフランスのカジノで使われ始めると、世界中のギャンブラーに瞬く間に広まりました。

そんなマーチンゲール法のルールは「負けた次の勝負で賭け金を倍にする」ということのみ。

例として、100円からスタートし3回目の勝負で買った場合・・・

1. 100円(負け)
2. 100円×2=200円(負け)
3. 200円×2=400円(勝ち)
4. 100円

このように勝つことが出来なければ、ハイペースで賭け金が増えていきます。

ただ、理論的には、損切りをしない限り必ず勝つことができるという最強の方法。

勝つまでに軍資金が無くならないかが勝負の分かれ目です。

では、具体的にどのように勝負するのか、競輪におけるマーチンゲール法の使い方について分かりやすく解説します。

「マーチンゲール法」を使った勝負の仕方をわかりやすく解説

カジノの攻略法として知られているマーチンゲール法。

そんなマーチンゲール法を用いて、競輪で勝負する際のルールを紹介します。

具体的なルールは以下の4つ。

• 負けた次の勝負では賭け金を2倍にする
• オッズ2.0倍以上のレースを選ぶ
• 賭け式はワイド
• 勝てば最初の掛け金に戻す

マーチンゲール法は、2倍の配当かつ勝率50%のルーレットなどで使われる法則。

ただ競輪でオッズ2倍・勝率50%の車券を探すのは至難の技です。

そこで、少しでも勝率を50%に近づけるため、賭け式はワイドを選びましょう。

また、賭け金が倍に増えていく方法なので、100円からのスタートがおすすめです。

「マーチンゲール法」のメリット・デメリットは？

どんなに優れた法則にもメリットとデメリットが必ずあります。

理論的に勝率100％のマーチンゲール法ですが、もちろん悪い点も存在します。

競輪でマーチンゲール法をうまく活用するためにも、メリットとデメリットを確認しましょう。

まずはメリットからご紹介します。

メリットは1度の勝利でプラス収支となること

軍資金さえあれば、絶対に負けることはないマーチンゲール法。

いくら負け続けても、1回勝つだけでプラス収支にもっていくことができます。

競輪でマーチンゲール法を使う場合、最低オッズが2倍以上つくレースを1回でも当てればプラス収支。

自分の買い目のオッズが2倍を下回っていないか、しっかりと確認しておきましょう。

デメリットはコストがかかること

ルール上、賭け金が倍に増えていくマーチンゲール法。

徐々に賭け金を増やしていくグッドマン法」や同じく競輪必勝法と呼ばれるモンテカルロ法」と比べると、コストがかかるのが難点です。

例えば、賭け金100円でスタートしたとしても・・・

1. 100円
2. 100円×2=200円
3. 200円×2=400円
4. 400円×2=800円
5. 800円×2=1,600円
6. 1,600円×2=3,200円
7. 3,200円×2=6,400円

わずか7回の勝負で軍資金は10,000円超え。

負ければ負けるほど、賭け金の上昇幅は大きくなっていきます。

コスト管理が必須の方法なので、最初の賭け金は慎重に設定しましょう。

＼デメリットをカバーするなら必見／

「マーチンゲール法」で勝ち続けるには・・・？

マーチンゲール法を検証した結果、レース展開を予想しなければコスパが悪いということが分かりました。

ただ、自身で予想してレース展開を読むのは困難。

そのため、楽に稼ぎたい方は、他の法則やネット上で買い目を公開している他の予想に丸乗りするのが賢明でしょう。