荒井崇博選手の失格・長崎への移籍・結婚など気になる話題を解説！

ここまで、荒井崇博選手がどんな人物であるのかをご紹介しました。

現在は、ベテラン選手として若い選手たちの手本となっている荒井崇博選手。

そんな荒井崇博選手は、一体どのような経緯で競輪選手になったのでしょうか。

詳しくご紹介します。

競輪選手を目指したきっかけ

荒井崇博選手は長崎県で出生。

地元が、サッカー強豪校の国見高校がある街であったため「仲間に入れてもらうため」という理由でサッカーに打ち込みます。

小・中時代は自身を「優等生ではない」と語り「イキっていた」と回想。

サッカーをしてイケイケな青年であった荒井崇博選手は、佐賀龍谷高等学校に進学します。

そこでは「自転車部が強いから」という理由で自転車部に入部。

本人は軽い気持ちで入ったと語りますが、国民体育大会で個人スプリント2位という成績を残すなどの活躍をしました。

競走結果が良かったことから自信を持ち、競輪選手になることを決めたそうです。

初勝利・初優勝

競輪選手を目指す荒井崇博選手は、競輪学校に82期生として入学。

同期には、宮越孝治選手や大塚健一郎選手といった選手がいます。

荒井崇博選手は、最終的に校内順位2位という成績で競輪学校を卒業。

最後に開催された卒業記念レースを制覇しました。

同期の中でもトップクラスの成績を残し、晴れて競輪選手になることができた荒井崇博選手。

デビュー戦は、1999年4月2日に佐世保競輪で開催されたF2レース。

結果は…

失速することなく最後まで逃げ切って1着でゴール！

デビュー戦でいきなり、初勝利を記録しました。

さすが卒業記念レースの覇者と言ったところでしょうか。

今節では優勝とはなりませんでしたが、荒井崇博選手の初優勝はそこから約3週間後でした。

1999年4月26日に熊本競輪で開催されたF2レース。

鮮やかな捲くりを決めて1着でフィニッシュ。

ほとんどが経験豊富な選手という中、見事な走りを見せました。

卒業レースで優勝したルーキーが、デビューから1ヶ月経たずして優勝したことで、話題となったそうです。

オールスター競輪で失格

デビュー以降は、順調に勝ち星を重ねていき、様々な重賞レースで活躍。

2008年には、初代S級S班18名に選出されるなど、一流選手の仲間入りを果たしました。

その後、成績が低迷している時期もありましたが、2022年に自身9年ぶりとなる日本選手権出場を果たすなど復調します。

そんな中臨んだ、8月14日西武園競輪で開催された【G1】オールスター競輪。

外を追い込んで2位入線した荒井崇博選手でしたが、斜行と見なされ失格となってしまします。

快調な走りを見せていただけに悔しい結果となりました。

長崎県への移籍

オールスターで失格となってしまった荒井崇博選手。

その悔しさを晴らすべく、臨んだ9月18日の共同通信社杯では6Rで1着となったことで通算500勝を達成します！

S級創設以降、通算42人目の記録となりました。

この節目に「地元に戻りたい」という理由から長崎への移籍を表明。

本人曰く「いつかは長崎に移ろうと考えていたが、タイミングがなかった」と念願の移籍であることを喜んでいました。

荒井崇博選手の通算成績一覧

荒井崇博選手の通算成績について確認していきましょう。

タイトル・記録	獲得日
通算100勝達成	2002年8月4日
通算200勝達成	2006年11月17日
通算300勝達成	2011年5月17日
通算400勝達成	2017年8月5日
通算400勝達成	2022年9月18日

荒井崇博選手は、闘志を前面に押し出すスタイルの自力型選手として活躍。

デビューから23年間で出走数は2000に迫っています。

度重なる怪我や、ライバルである伏見俊昭選手との熾烈な争いの影響もあり、G2以上のグレードレースで優勝経験がありません。

ただ今年は、G1レースで5度1着を記録するなどの好調ぶり。

7月には、サマーナイトフェスティバルの決勝4位となったことで、競走得点ランキング1位に躍り出ました。

また、現時点で年間賞金ランキング14位につける活躍をしています。

残りの重賞レースで好成績を収めれば、年末のKEIRINグランプリへの初出場も叶うので、今後の活躍に期待です！

斡旋停止・出走予定

荒井崇博選手の直近の斡旋停止について調査をしましたが、確認することはできませんでした。

闘争心むき出しの走りを見せる荒井崇博選手ですが、気持ちは熱く頭は冷静な走りをしているようですね！

続いては、荒井崇博選手の今後の出走予定についてご紹介します。

直近の重賞レースは、11月22日から小倉競輪で開催される【G1】競輪祭に出走。

直近の成績も右肩上がりなので注目です。

レース結果や今後の出走予定等の詳細を知りたい方はKEIRIN.JPのHPをご覧ください。

荒井崇博選手の生涯獲得賞金・年収は？

荒井崇博選手は、23年のキャリアを誇り、今年の賞金ランキング上位に食い込む活躍を見せています。

そんな荒井崇博選手の獲得賞金や年収が気になっている方も多いのではないでしょうか？

そこで、選手の通算成績から、生涯獲得賞金と年収を算出したいと思います。

算出方法はこちら。

1. 通算出走数×出走手当（3万円）
2. 通算成績×各グレードレースの平均賞金額
3. 合計値を活動年数で割る

通算成績から生涯獲得賞金を算出すると958,293,926円になりました。

この生涯獲得賞金に活動年数を割って年収を算出すると…

41,664,953円！！

競輪選手の平均年収は1200万円程度と言われているので、その4倍近く稼いでいます。

過酷な練習と熾烈なレースを23年間も続けているのであれば、このくらいの年収があっても当然と言えるのではないでしょうか。

荒井崇博選手は、今期は好調を維持しているので、今後も年収がアップすること間違いないでしょう。

荒井崇博大地選手まとめ

今回は、"ベテラン"の荒井崇博選手についてご紹介しました。

今年に入ってから、かつての輝きを取り戻しつつある荒井崇博選手。

ただ活躍しているものの、今年の重賞での優勝は0という結果が物語っているように、そう簡単に優勝できるわけではありません。

他にも様々な実力者たちがひしめき合っているため、その中で勝ち抜くのは至難の業と言えるでしょう。

これは、予想する側も同じことが言えます。

競輪のレースは一筋縄ではいかず、予想を当てるには様々な情報を加味した上で買い目を作成しなければなりません。

それによって、かなりの手間がかかってしまうでしょう。

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